France Gallのベスト盤。まさにフレンチポップ、という感じ。ほかにフレンチポップ聴いたことありませんが。昭和歌謡のような空気感と歌い方だけどフランス語がまた全然違う雰囲気を作っている。コーラスがとてもいい。Le temps de la rentréeがアニメのエンディングでカバーされていたのですがこれがまたいい曲です。
「クロなら結構です」モーモールルギャバン
モーモールルギャバンのミニアルバム。2010年代のポップでキャッチーでアバンギャルドなバンドのひとつ。メロディが本当に秀逸。J-POPのメロディの良さを感じる。ドラム、ベース、キーボードの三人編成。ドラムボーカルのためかドラムは前に出るフレーズが多い。ベースもギターの役割も担っているので派手め。キーボードもピアノ、シンセいろいろ担っているのでいろいろやってる印象。それでもぶつかり合わず成り立っているからすごい。少し変わったメロディがいいバンドが好きな方にオススメです。
CASINO ELITIST/EPIPHONE
日本製のカジノ。寺田楽器製。値段が6倍以上する。音は、、、かなり違う。明らかに違う。まず。生音。ペチペチした感じがなく、しっかりと地に足のついた音。生音だけで本当にいい音。アンプに繋ぐ。レンジが広い。そして低域がしまってる。リアの音はそこまで好きではなかったけどフロント、センター、素晴らしい、とても好きな音。トーンの効きもすごくいい。弾きやすさも違う。指板がギシギシする感じが一切ない。素晴らしい。金持ちだったら即買いしてた。貯金を全て使っても買えない。今まで試奏したギターの中で一番好きだった。圧倒的に。es-330もきになるところ。
Epiphone エピフォン セミアコギター ELITIST 1965 CASINO NAT
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「遠浅の部屋」大橋裕之
大橋裕之さんの自伝的漫画。大好きな漫画家さんの一人。漫画家を目指す人や芸術で生計を立てたいと思っている人におすすめしたい。あとはつげ義春や福満しげゆきが好きな人にもおすすめしたい。
大橋さんが高校卒業後、一人暮らしをしてから実家に帰るまでを描いた作品。ふわふわした未来、不安定な生活、自分のやりたいことと商業的成功の不一致など若い人に読んでみてもらいたい。じっとりした雰囲気の過去、現在、未来。作中にも出てくるつげ義春の無能の人とも共通点がある。最後の花火のシーンなどつげ義春を感じさせる。こういうとつげ義春的な、となりそうですが、そうではなくオリジナリティの非常に強い漫画家さん。話も本当に面白い。作中にもあるが目に特徴がある絵柄。絵が上手い漫画や線が多い漫画が好きな人には読みづらい絵柄かも。他の大橋さん作品も本当におすすめです!
余談ですが以前高円寺でたまたま声をかけさせていただく機会があった時、緊張してうまく喋れなかったのが鮮明に思い出され悔やまれます。好きなアイドルにあった高校生はこんな感じの気持ちなのかなと思いました。大橋さん以外にそうなったことがないので私の中ではすごく大きな存在です。余談ですが。
- 作者: 大橋裕之
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- 発売日: 2013/06/06
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「ぷちマンガでわかる量子力学」石川憲二
量子力学をわかりやすく解説した漫画のある本。哲学と物理学が非常に密接に関係していることを気付かされる。途中までは哲学領域の話のようであるが段々と数式などが絡んでくる。最終的には数式を理解していないと理解できない内容になる。大まかな歴史を知ることができたが高校レベルの数学や物理を理解できていない自分にはついていけない内容であった。こんなもんいつ使うんだ、と思っていた数学が、世界のあり方や存在についてなど深く考える上で必要不可欠なものになるとは思っていなかった。以前、大森荘蔵の時間と存在に関する本を読んだ時にも同じことを感じた。存在論や認識論など、ある程度の普遍性のある答を提示するためには物理学、中でも量子力学を理解しておくことは必要なのかもしれない。しかし、数学は本当にアレルギー。頭がぐるぐるする。
- 作者: 石川憲二,川端潔,柊ゆたか作画,ウェルテ制作
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2016/06/08
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