kazki//okadaの備忘録

kazki//okadaの個人的な見解やレビューなどを垂れ流します。

「Home」Keita Sasaki

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日本のアーティストKeita Sasakiのアンビエント作品。ピアノを中心にギターや環境音を使った作品。さすがギタリスト出身、ロングサステインの歪みの音がすげぇいい。環境音も実験的というより本当にマッチングしている感じですごく心地いい。

と、表面的なレビューはこれくらいにして、こっから超個人的なレビューです!あんま参考にならないですよ。この作品、ここ数週間、精神的にぶっ壊れそうな私を支えてくれました。ゲロ吐きそうな毎朝、いつも聴いていました。1日が終わる、ほっとする時間も。何も考えられなくなった頭を優しく包んでくれる、そんな楽曲。つらい時、パワーがあったり実験的だったり、それだけじゃないけどいろんな音楽を聴く力がなくなる。そんな時でも優しく心地よく包んでくれる。あと、これはKeita Sasaki氏と直接交流があるから言えることだけど、音からKeita氏の心が伝わってくる。気がする。優しさや繊細さ、そういったものから彼を感じる。聴いていると心が触れ合っている気になれる。手紙を読んでいる気持ちに近い。これからもこういう音源を作り続けてほしい、爺になっても発表し続けてほしい。こころからそう思う。

Home

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「The Disintegration Loops」William Basinski

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William Basinskiの音源。ミニマルアンビエントミュージック、というと内容が伝わりやすいと思う。輪郭のゆるいホーン的な音がループする音源。身体に入ってこずリラックスして聴ける。ループものなので寝る時にもいい。ぐったりきつい時でも聴ける。朝にも夜にもいい音源です。

「anoyo」Tim Hecker

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アンビエントエレクトロニカのアーティストTim Heckerの新譜。タイトル通り日本の伝統楽器のサウンド雅楽的に使われている。ネオクラシック的なネオ雅楽的な感じ。Tim Heckerっぽいサウンドが日本の伝統音楽とうまく合わさってじつに面白い。とはいえ、純粋な雅楽の方がそういうの聴きたい人にはあってるかも。アンビエント雅楽、みたいな感じで新しさもあり、クオリティも充分、本当に素晴らしいのですが、重みはすこし控えめな印象。自分は伝統音楽に興味があり、なおかつアンビエント的なものすきなのですごくいい。でもやっぱ現代的じゃない方が重みがあっていいかも。いろいろ言いましたが一聴の価値ありありですのでぜひ!


「ぼっけさん」西義之

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妖怪バトル系の王道少年漫画、全2巻。久しぶりに少年漫画読んだら熱い展開で楽しい。短めの話数できれいにまとまってるのもいい。変身、能力、王道要素も詰まってる。昔リアルタイムでジャンプで読んだ時、大して印象に残らなかったけどずっと頭に残ってた。理由はよくわからない。よくわからないけどなにか好きだったのかもしれません。

 ぼっけさん 上 (ジャンプコミックス)

ぼっけさん 上 (ジャンプコミックス)

 

「Found Songs」Olafur Arnalds

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Olafur Arnaldsのアルバム。ネオクラシックといえばこの人!というくらいいい。もともとはメタラーなのかな?あとシガーロスと交流がある。曲もアイスランド感があるかも。ピアノを中心にストリングス、シンセなどを使った楽曲。メロディもすごくいい。ほのくらい感じがある。すごく落ち着く。疲れてる時に聴くのすごくいい。「living room songs」というアルバムも同じテイスト。こちらもすごくいい。おすすめなんです。

Found Songs

Found Songs

「なぜだ内藤」赤のきのこ

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緩めのラブコメ?なのかな、全1巻。なんとなく購入してみたがアタリ。ちょっと変だけど割といそうな主人公とヒロイン。地味系なのがとてもいい。雰囲気としては「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」に近い。まあ、あちらの方があるある感が強いけど。明らかに変なポジティブ感、マイナスのポジティブ感があっていい。ハッピーエンドな感じ、そんな好きじゃないはずなのに、なんかすごくよかった。ゆるいアブノーマルが好きなんだな、と自覚させてくれるいい漫画でした。ゆるいアブノーマルが好き。


※書き終わってから3rdまで増えていることに気付きました。1、とか書いてなかったからあとでふえたのかな?とりあえず今回は一巻の感想!


なぜだ内藤 (角川コミックス・エース)

なぜだ内藤 (角川コミックス・エース)

「勇者たち」浅野いにお

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浅野いにおさんの2018年の作品。全1巻。こちらは短編集ではなく一巻完結型。テーマはわかりやすい。人間。個人的には割とライトな印象。浅野いにお作品はもう少し毒々しい方が好みかもです。読む側の勝手な意見ですが。おそらく大いに影響を受けているであろう作家さんなので好みと少しズレると気になるのかもしれません。わかりにくいけどわかりやすい、けど結局わかりにくいのかもしれません。この作品の深みを理解できてないかもしれない。時間あけてまた読んでみます!

勇者たち (裏少年サンデーコミックス)

勇者たち (裏少年サンデーコミックス)