スケラッコさんの作品。全1巻。線が少なめながらとっつきやすい絵柄。しかしながら要所要所で描き方を変えていて、それが非常に素晴らしい。話も日常感、SF感、ホラー感と自然に移り変わりながら破綻することなく進んでいく。夏の感じも素敵。お盆という風習、土着的な宗教の雰囲気、なんかいいなと思います。
- 作者: スケラッコ
- 出版社/メーカー: リイド社
- 発売日: 2016/07/11
- メディア: コミック
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スケラッコさんの作品。全1巻。線が少なめながらとっつきやすい絵柄。しかしながら要所要所で描き方を変えていて、それが非常に素晴らしい。話も日常感、SF感、ホラー感と自然に移り変わりながら破綻することなく進んでいく。夏の感じも素敵。お盆という風習、土着的な宗教の雰囲気、なんかいいなと思います。
NUMBER GIRLの向井秀徳さん監督のNUMBER GIRL初期のライブから解散までの記録ドキュメンタリー。ドキュメンタリーというかライブ映像とオフショット映像で歴史を振り返る映像作品。実に面白い。レコーディング風景などもしっかり収められており当時のバンドの雰囲気が伝わってくる。やっぱり音もフレーズもすごくいいバンド。日本の音楽シーンのレジェンドといっても過言ではないでしょう。そのバンドの流れをある程度把握できる素晴らしい映像作品です。
沖縄出身ナツノムジナのセカンドアルバム。相変わらずのハイクオリティ。ますます若者らしからぬ渋さと落ち着き、それでいて、奥が深い攻め方をしているギターサウンド。表面的な激しさではなく粋な激しさがある。エフェクトの使い方、各パートの絡み合い、フレーズの置き方、全てがうまいなぁと感心する。ギター弾く人間としては、ギターに注目せざる得ない。ちゃんと二本ギターがある。埋めるギターはなく、しっかり両方必要と思わせる形に出来上がっている。思想的なものがぱっと伝わってくる感じではないけど非常に味わい深い音楽だなと。あとさわやかな夏の終わり感を勝手に感じる。
本作監督が学生時代に撮った作品。バイオレンス、サイコパス、ヤンキーな感じ。血糊の薄さ、画質の雰囲気、音量のばらつき、自主制作だなーと感じさせる要素は多い。それと同時に、あえてなのか?さすがにどうにかなったのではないか?せめて音量の調整はできなかったのか?などの気持ちも湧いてくる。音量のばらつきに関してはなかなか。リモコンをもってこちらで調整しないと快適には観れない。内容は、これまた、あえてなのか?と思わせる粗削り。それがいいのかもしれないが観る人によっては浅さとしか捉えられないかも。キャラの雰囲気、展開、あえてデフォルメしてわかりやすくつくったのかもしれないけど浅さと捉えられそう。一周まわって逆に深みを持たせてるのかもしれないけど多くの人には届かない気がする。自分も読み取れなかった。演出含めて自分には魅力を理解するのが難しい作品でした。もっとわかりやすくわかりづらい方がいいかな。もしくはわかりやすく粋な雰囲気の方が好きかも。
トリプルファイヤーの最初の音源。オルタナ感のある脱力系バンド。詞の力とそれを邪魔せず引き立てる演奏がやばい。次やったら殴る、名フレーズ過ぎる。中途半端な位置にいる社会的弱者の言葉がつまってる。これ以上にへなへななバンドはなかなかないのではないでしょうか?おすすめです。
インド、ビルマ原産とされているミラクルツリー"ニーム"を紹介する著作。農業だけではなく、その他の分野での利用法や効能なども紹介している。
以下、箇条書きにてまとめ
・ニームという植物は250種以上の虫を防ぐといわれている
・殺虫、防虫、土壌改善、抗カビ、抗ウィルスの効果があるとされている
・防虫効果
摂食阻害作用があるため餓死させる上に子孫を減らせる
・土壌改善
種子の仁からオイルを圧搾した後に残ったものをニームケーキという。ニームケーキは植物栄養が豊富で有害センチュウを死滅させミミズの集団増加を促す。
・ニームリーフエキスは防カビ、防ウィルスになる。
・ニームは益虫には影響しない。
センダンと間違えないように注意。
哲学者中島義道先生のエッセイ。このエッセイも中島さんらしさがしっかりでている。こちらは一つのテーマについて書かれた著作というよりは哲学にも触れるエッセイという感じです。何本かしっかり哲学的な内容のものもありますが基本的にはエッセイ。ただ何か気付きを与えるには十分な内容です。日々誤魔化している部分に気付かされる作品でした。