CD
パルプのフロントマン、ジャーヴィス・コッカーのバンドJarv is...のアルバム。 低く太く甘い歌声が非常に魅力的。フランツ・フェルディナンドのアレックス・カプラノスの声を渋くエイジングしたような歌声。キャリアはジャーヴィスの方が長いのでこの表現に…
日本のマスロック(?)バンドjyochoのEP盤。ジャンル分けすると何に当たるのかよくわからないけど、複雑なフレーズや変拍子、タッピングを多用したギター、ベースフレーズ、キーボードボーカル、ギター、ベース、フルート、ドラムという編成から考えてマスロ…
アンビエント、エクスペリメント、エレクトロのアーティストOrenAmbarchiさんの音源。 浮遊感の強い音源が多いけど今回はメロディの良さがたつポップな仕上がりになっている。ポップといってもミニマルな感じのインストなので全然ポップではないのだけど非常…
なんとなくYouTubeで見つけたブレイクコアのアーティストmaruosaの音源。 このアーティストについては何もわからない。YouTubeでブレイクコアと検索してたまたま出てきたらとてもイカしてたのでアルバム聴いてみて、かっこいい!となった。 一曲目のつかみか…
日本のロックバンドkhakiのEP盤。リリースした時に聴いてたけどレビューブログ止まってたので今更書いてみる。 これは久しぶりにほんとにがっつりきた!! 一曲目のovertoneから最高すぎる。まずはコードがめちゃくちゃいい。khakiの楽曲全体に言えることだ…
TVアニメシリーズ「ぼっち・ざ・ろっく!」の作品内に登場するバンド"結束バンド"の音源。 ぼっち・ざ・ろっく!はコミュニケーション能力に難がある陰キャの女の子が成り行きでバンドに加入し成長していく物語。ガチ陰キャはバンドなんかできない、とか、本…
アイスランドのポストクラシカルのアーティストOlafur Arnaldsの音源。以前リリースした作品のピアノリワークス盤。ピアノリワークスとあるけどストリングスもあるし他の音もあるので純粋なピアノ作品でない。楽曲は同じだけど大幅にアレンジは変更されてい…
以前書いたもので下書き保存で公開されてないものがあったので公開します。 文体に差異がありますが気にしないでください。 オランダの作曲家ユップ・ベヴィンの音源。アップライトピアノを用いた独特の暖かみのある音色とアンニュイな旋律がたまらない。エ…
オルタナティブロックバンドSuiseiNoboAzの音源。リリースを重ねる毎に深みを増していくのが非常に説得力がある。自分たちのスタイルにとらわれずしっかりとその時の音を出していくように感じられとてもかっこいい。1stアルバムではシンプルなスリーピース(…
つ イタリア出身のジャズギタリストFederico Casagrandeのトリオ音源。やはりジャズはギター、ベース、ドラムのトリオが好き。ベン・モンダーにもつながる音の柔らかさと不穏だけどわかりやすすぎない音運び、適度な聴きやすさ、音色もプレイもすごく好きで…
日本のロックバンド踊ってばかりの国のアルバム。一曲目のghostのライブ映像がとてもよかったので聴いてみた音源。ライブ映像の方がエモーショナルな雰囲気強かったけど音源もよかった。heavenという曲もよかった。渋めの日本語ロックの雰囲気とシューゲイザ…
オルタナティヴロックバンドTorrのEP盤。ギャリンギャリンの斬撃のようなギターが聴きたければTorrを聴くしかない!ストイックでエモーショナルな楽曲やしっかり交通整理されたアンサンブルなどTorrの魅力はいろいろある。だがやはりどうしてもギターのキレ…
このような言い方が正しいかはわからないけどVtuberのようなアバターで活動する女性シンガー花譜のファーストアルバム。活動スタイルに対する賛否はあるかと思われるが声がとてもいいなと思った。ちなみに自分は生まれついた外見にとらわれることなく選んだ(…
アメリカのドゥームドローンユニットSunn O)))のライブ音源。スタジオ盤とアレンジやサウンドの雰囲気が少し違い、そこがすごくいい。ライブ音源になっても必要な部分は損なわれずスタジオ音源とは違う魅力もある。本当に素晴らしい。音もアレンジもライブを…
日本のエレクトロニカ、アンビエント系のアーティスト冥丁さんの音源。相変わらずすごくいい。基本的には前作古風と大きな変化はない。湿っぽい日本らしさとスタイリッシュさが混じり合っている。古風同様、以前の作品より湿度は低め。祭のような雰囲気も垣…
ニューヨークのジャズギタリストBen Monderら三名によるトリオセッション音源。ギター、サックス、ドラムという変則トリオ。コンテンポラリージャズというかフリージャズというかもはやエクスペリメンタルに近いかもと言いたくなるぐらい尖った音源。めちゃ…
名古屋のオルタナティヴロックバンドMuscle Soulの新譜。新譜といってもちょっと前。しばらく聴いてからレビューするので毎回タイムラグがある。 Muscle Soulはどんどん進化する。どんどん洗練されていく。楽曲クオリティの高さ、音源の音の良さ、演奏技術の…
日本の2ピースロックバンド、ドミコの少し前にリリースされたアルバム。前作のepの流れを汲んだ作品。相変わらずサウンドも楽曲もかっこいい。良くも悪くも基本的に大きく変わるところはあまりないかもしれない。これまでのドミコがとても好きだったら、とて…
現代音楽家William Basinskiの音源。アンビエント色の強いネオクラシカルという感じですがミニマル感が強い作品。他にもこのような音源あるけど本作もWilliamBasinskiさんのそのパターンの作品。個人的には何種類聴いても心地いいし旋律が違うのでパターンが…
YouTubeで猫の声にエコーをかけた動画で話題になった猫わずらいさんの音源。声の主の猫、チョコさんがとてもかわいい。ポップなインスト、と言いたいところだが、ボーカルとして猫の声が入っている。ギターが音源の中心にあり場を支配している。音色は少々ラ…
ニューヨーク系のジャズギタリストJulian Lageの新譜。ギター、ベース、ドラムがしっかり聴こえるシンプルな音源。しっかりジャズではあるが割とロックっぽいテイストが感じられる。ギタープレイや音色かもしれない。明るさ、陽の感じがロックっぽさを感じさ…
韓国の宅録アーティスト空中泥棒の音源。浮遊系の歌ものエレクトロという感じ。非常に素晴らしい。うたはとても美しい、言語は自分には聴き取れなかった。歌も楽器のように機能している印象。楽器に縛られず、すごくいいものを作っていて素晴らしいと思う。…
フォークシンガー高田渡さんの音源。ラジオっぽいやりとりも入った音源。いい曲がたくさん収録されているシンプルなフォークソングの音源。音楽的なひねりはあまり感じられないが強い存在意義を感じる。メッセージとしての音楽。言葉を伝えるフォーマットと…
アシッドフォークの名盤として紹介されていた音源。Apple Musicのジャンルだとオルタナティブフォークになっているがそんな感じ。基本的にフォークの質感なのだけどオルタナっぽい雰囲気が支配している。アコースティックギター中心ではあるけど弾き語りでは…
アンビエントアーティストTim Heckerさんの音源。エレキギターのかっこいい部分ががっつり活かされている作品。アンビエントに馴染みがない人でもポストロックやオルタナっぽさがあり入りやすいかも。音がとにかくかっこいい。浮遊感よりもかっこよさが前に…
ジャズギタリストLage LundとピアニストBryn Robertsのデュオ作品。ジャケットのデザインと親和性がある夜を感じさせる落ち着いた作品。非常に素晴らしい。ドラム、ベースがいないことでゆっくりと落ち着いた雰囲気になっている。音の使い方も明るすぎず暗く…
アシッドフォークの名盤、Nick Drakeのピンクムーン。うつ病の中、深夜二日間で作られたというストーリーから陰鬱な雰囲気かと思いきやその歌はとても優しい。疲れきった末に生まれる包み込むような優しさといった感じ。シンプルな構成、奇を衒わない歌、し…
日本のスリーピースバンドAge Factoryの音源。最近ごりっとしたバンド、ライブハウス以外で聴かないなーと思ってたけど、なかなかごりっとしたバンド。ブッチャーズやファウル、イースタンユースなど北海道のバンドがもつ内向きの暑苦しさにすこし近いテイス…
TVアニメシリーズ新世紀エヴァンゲリオンのリメイク劇場版四部作の完結編。おそらく最後のエヴァンゲリオン作品。考察の余地がいろいろとある作品だと思うが、見終わった感想として人生を感じた。最初のエヴァンゲリオンが1995年、本作の公開は2021年。その…
エレクトロ、エクスペリメンタルのアーティストState Azureの音源。タイトルとジャケットからモジュラーシンセを使って作られたと思われる作品。そこまでエクスペリメンタルに寄ってないクールで聴きやすい音源。チャラチャラしてないアンビエント要素のある…