kazki//okadaの備忘録

kazki//okadaの個人的な見解やレビューなどを垂れ流します。

「栽培学批判序説」藤井平司

栽培学についての本。 目先の経済、自然の複雑さを無視した自然科学、表面的な便利さ、そのようなものにとらわれて、より忙しくより貧しくなっている農家にこそ読んでもらいたい著作。 植物本来のあり方、自分の求める金に踊らされない豊かさをしっかり考え…

「明智光秀放浪記」重野なおき

信長の忍びの著者、重野なおきさんのスピンオフ的な作品。全1巻。本能寺の変で織田信長を討った明智光秀の青年期から信長に仕えるまでを描いた作品。史実に基づいたストーリー。かわいい絵柄でギャグテイストが強い4コマ形式。そのかわいさ、ポップさが余計…

「五時間目の戦争」優

全4巻。ディストピア系のSF作品。いわゆるセカイ系にカテゴライズされる作品だと思う。近未来要素が少ない田舎の舞台設定で、ぼくらの、とかに近い世界観。キャラクターや絵柄もかわいいので入りやすい。内容は進むにつれて割とがっつりSF。戦争要素、人間ド…

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」庵野秀明

TVアニメシリーズで大ヒットしたエヴァンゲリオンのリメイク作品。使徒(でかいばけものみたいなやつ)のデザインなど多少の変更はあるものの内容はほぼ同じだと思われる。TVシリーズの頭から立方体の使徒を殲滅するヤシマ作戦のところまでを一本の映画にして…

「緑肥を使いこなす」橋爪健

緑肥の基本について書かれた本。緑肥の基本的な知識、具体的な種類毎の使い方、播種期やすきこみ方、具体的な実践例などが書いてある。基本の部分を理解した上で、実際に使う時にリファレンス的に使うのがよい。緑肥を使いこなす―上手な選び方・使い方作者:…

「Wilderness Time」In the Branches

CD

きれいなギターアンビエントの音源。美しいコードと浮遊感のある音色。これぞギターアンビエントという音源。とても美しいし心地よい音源なのだけど少し独自性に欠ける部分もある。と、個人的に感じた。疲れた時にとてもいいと思う。ギターアンビエント聴き…

「なんで生きてるかわからない人 和泉澄25歳」あぬ

全2巻。タイトルに魅力を感じ購入。フリーターの女性の日常の悩みを描いた作品。自分がうつ病だった時を思い出すくらい悩みの描写がリアル。陰惨さだけを追い求めたグロ作品とは一線を画した描写。素晴らしい。グッとくる。中盤から終盤にかけて、何か解決し…

「0%」青葉市子

CD

弾き語りアーティスト青葉市子さんのアルバム「0」の曲目のライブアルバム。ライブ盤とは思えない歌とギター演奏のクオリティ。すげぇな、となる。音質もよくライブの空気感とクリアさがちゃんと同居している。弾き語りのライブ音源としては理想的なのではな…

「マサシ!!うしろだ!!」押切蓮介

押切蓮介さんのホラーギャグ短編集。押切さんのおばけギャグが炸裂している。実にしょーもない最高の作品。くだらなくてクスッと笑える。気合の入った押切蓮介作品最高に好きですが押切さんのこういう作品も好きだなと改めて思う。シュールなセンスがキレキ…

「1」田中雅紀

CD

シンガーソングライター田中雅紀さんのファーストアルバム。ストレートな楽曲であるが、その圧倒的なクオリティが強い個性となっている。トータルの迫力、声の歪み方、ピッチの安定感、メロディの良さ、言葉選びのかっこよさ、演奏技術、どれをとっても一級…

「Weightless」Marconi Union

CD

最もリラックスでにる音源と言われているアンビエントミュージック。イギリスかどこかで行われた音楽によるリラックス効果を測る実験で使われたらしい。すごくいいアンビエントの音源。しかし、最もリラックスできるという記事は微妙。他のアンビエントミュ…

「夜廻と深夜廻」日本一ソフトウェア

日本一ソフトウェアのホラーゲーム夜廻とその続編深夜廻が入った2in1のゲームソフト。かわいいキャラクターデザインと陰鬱なストーリー、ノスタルジックな夜の街がたまらない素敵なゲームです。 夜廻の方から。 かなりやりごたえのあるゲームです。あまりゲ…

「畑仕事の十二カ月」久保田豊和

暦に学ぶ野菜づくりの知恵 畑仕事の十二カ月作者:豊和, 久保田発売日: 2008/12/01メディア: 単行本 農事暦に合わせて畑の一年の流れを紹介する著作。大規模工業農業ではない形の自然に沿った農業の一年が季節の知らせとともに紹介されている。暦や花、生き物…

「thaw」くるり

CD

日本のロックバンドくるりの音源。くるりはいい曲かくなぁと改めて思わせられる。アレンジも多彩でポップスとして素晴らしい出来になっている。個人的にはすごくいい曲ばかりでとてもよかったのだけど印象が今まで聴いた音源の中で一番薄かったかも。と、書…

「yume no at」Arabz

CD

日本のオルタナティブロックバンドArabzのアルバム。Arabzは本当にアツい。本当にアツいバンドだ。カテゴライズするならnumbergirlやSuiseinoboazのようなジャパニーズオルタナになるだろう。他のありがちなジャパニーズオルタナと一線を画す点はアツさと濃…

「Freedom at Your Field ep.」Muscle Soul

CD

日本のオルタナティブロックバンドMuscle Soulの新譜。他にこんなバンドいるだろうかというくらい作り込まれた音源。楽曲、サウンド、アレンジ、全てがものすごいクオリティ。Radioheadの流れを汲むバンドですがRadioheadに劣らぬ素晴らしさ。音源リリースを…

「敏腕編集!インコさん」見ル野栄司

漫画の編集者に苦しめられる漫画家を描いたギャグ漫画。恐ろしい編集インコさんがむちゃくちゃやる作品。むちゃくちゃといっても割と本当にありそうなむちゃくちゃさなのが恐ろしい。実際こういう人がいるのかもしれません。作者さんはもしかしたらこういう…

「野菜つくりと施肥」伊達昇

施肥の基本を教えてくれる著作。施肥についての基本的な考え方から作物ごとの具体的な施肥方法まで載っている。施肥に困ったらこれを読むとよい。 以下、メモ。 ↓↓↓ 1.育て方について 葉の良し悪し 見分け方の図が載っている。 窒素過多は軟弱徒長を引き起こ…

「蟹に誘われて」panpanya

panpanya先生の短編集。これもこれまで紹介した作品同様素晴らしい。相対性理論なつげ義春。前も同じことを書いたが作品毎の特色は大きくないので、一つ好きだったら全部好きだと思う。その逆も言えるけど。私は全部好き。どの作品も素敵なので、どれからお…

「無[Ⅲ]自然農法」福岡正信

自然農法家、福岡正信さんの無シリーズ3巻。この巻は福岡正信さんの自然農法について一番具体的に書かれている。 果樹園の作り方、野菜の輪作について、米麦不耕起連続栽培についてなど。作物ごとの細かい栽培法などが載っているわけではないが自然農園の始…

「Ghosts VI: Locusts」Nine Inch Nails

CD

インダストリアルロックバンドNine Inch Nailsの新譜。コロナ自粛を受けて、インストアルバムシリーズghostsの5,6作品目を無料リリースした。ghostsシリーズを聴くのは最新のこれが初めてですが、めちゃくちゃ良くて驚きました!これは大名盤!Nine Inch Nai…

「FIRST STRIKE」DOSTRIKE

CD

日本のオルタナバンドDOSTRIKEのファーストep。非常に素晴らしいジャパニーズオルタナ。北海道出身ではないけどfoulやblood thirsty butchersなどの北海道のバンドのようなアツいカッコよさ。キレと重さが共存したギター、バッキバキのベース、タイトなドラ…

「枕魚」panpanya

panpanya先生の短編集。すごく好き。作品毎違いが大きくあるわけではないが安定してどれも凄くいい。どの話が好きかでどの作品が好きか変わると思うがバランスよくどれもいいのでどれもおすすめ。つげ義春の漫画でどれがいいか、というのに近いかも。個人的…

「<harmony/>」なかむらたかし/マイケル・アリアス

SFアニメーション映画。ディストピアもののなかでネットの評判が高かったので観てみた。個人的な好みのディストピアものとは違う路線のディストピアものでした。文明が滅びた後の世界を描くディストピアものの作品が個人的に好きなのですが、こちらは高度文…

「 SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT」NUMBER GIRL

CD

日本のオルタナロックバンドnumber girlの2ndアルバム。金属的な鋭角ロックサウンドと日本的な湿度をもった向井秀徳さんの声がさらに研ぎ澄まされた2ndアルバム。和風ピクシーズといった印象が強い1stアルバムから音色的な特徴は残しつつも大きく変化し、音…

「一人交換日記2」永田カビ

永田カビさんのエッセイ漫画。一人交換日記の続きであり、現実逃避してたらボロボロになった話の前の話。暗いところにいるからこそ希望の光が見えることもあるということを思い出させてくれる作品。爽やかに力強く示される希望の光にはリアリティを感じるこ…

「WAAAA!」gyari

CD

ボカロPのgyariさんのジャズセッション的な打ち込み音楽。一曲20分くらい。YouTubeのあなたへのおすすめで7拍子というサムネに釣られて見てみたらおもしろかった。遊びの音楽の楽しさみたいのが伝わってくる作品。あと、打ち込み音楽のポップな可能性も感じ…

「VOO DOO?」ドミコ

CD

日本のツーピースロックバンド、ドミコのミニアルバム。頭の部分からトリッキーな音色で始まるミニアルバム。音色のみならず進化を感じるアルバム。大きな変化があるわけではないが所々に進化を感じる。ギターのリフがやはりいいなぁと思います。個人的な意…

「30217」Ben Monder,Sean Conly,Thomas Devinko

CD

ニューヨークのジャズギタリストBen Monderが参加している音源。癖のある音使いはそこまでしていないのにBen Monderっぽい音がする。音作りだけじゃなくてタッチの感じとかでしょうか。ひっかかりが控えめな音源なのでBen Monderのグイグイした部分を聴きた…

「ウォールフラワー」スティーブン・チョボスキー

原作者が監督をしているヒューマンドラマ。この映画もパンク感があってよかった。マイノリティ、トラウマ、人間関係、青春などが印象として浮かぶ作品。スミスやデビッドボウイ、ソニックユースやGALAXY500などが挿入歌として使われている。いい感じ。近頃、…