日本のオルタナティブロックバンド、Arabzのコンセプトアルバム。2020年代、日本のロック音楽の名盤間違いなしの一枚です。こんなにガツンと好みにどストライクなのは久しぶりです。ああ、こういう新しいよさがあったんだ!という斬新な発見とは違う、わぁ、…
日本のエレクトロニカアーティストchou chouのアルバム。落ち着いて夜に聴けるいい音源。トラックの音の選び方も心地いいし、メロディもいい。綺麗な夜の風景が浮かぶようなアルバム。声も癖が強すぎずな綺麗な声で心地よい。リリィシュシュの静かな曲をスタ…
ちびまる子ちゃんで有名なさくらももこさんの作品。アイディアの原石のような短編集。荒削り感がつよいがそれがいい味を出している。コジコジとつげ義春の短編集を混ぜたような雰囲気。ある程度、時代を超えて面白いと思えるものは多少ネジが外れたような雰…
劇場版ポケットモンスターの8作目。誕生日に童心に帰りたい気持ちになり何か見ようと思った時、大人にもおすすめのポケモン映画を見ながら夕食を食べるというのをやったときに見た作品。シンプルなストーリーながらポケモン映画の中でも好きな雰囲気の作品だ…
思想家ルドルフ・シュタイナーの思想に関する入門書。内容で著者も書いているように入門書の入門書という感じの内容。シュタイナーの思想の基礎を学ぶというよりは、入り口を知る感じ。どのような人か、どのような動きをしていたか、どのように捉えられてい…
一匹の野良犬の物語の映画。主人公の犬がめちゃくちゃかわいい。そして、演技が凄すぎてどうやって撮影したのか気になる。ものすごく頭がよくて、しかも、人間の求める演技をしてくれる犬なのか、ものすごい工夫があるのか、CGなどの最新技術を駆使している…
カナダの漫画原作の映画。監督はショーンオブザデッドやホットファズで有名なエドガー・ライト。日本のアニメ会社、Science SARUがアニメ化したアニメシリーズがめちゃくちゃよかったのでこちらも気になったところ監督がエドガー・ライトだったのでみてみた…
ジャズギタリストLage Lundの新しい音源。前作がめちゃくちゃよかったので今回もすごく楽しみだった。方向性は基本的には変わらず、相変わらずすごくいい。アタックの質感が少し柔らかくなった気もする。うしろでエレキギターが薄くなってる曲があるのだけど…
日本のロックバンドDYGLの音源。HELL型のモタ狼に紹介してもらってかちくんと知り合えたのがきっかけ。各パートの絡み合い、メロディセンスがすごく洋楽っぽい。日本のバンドが英語で歌いました、というのは違い、細かいファクターはわからないのだけど洋楽…
沖縄の"テロイドミュージック"パンクバンドHELL型の新しい(聴いていた頃はリリース直後だった)音源。これまでの爆発的な勢いが魅力の中心にあった形からさらに進化して独自性がより強くなった一枚。これまでもめちゃくちゃかっこよかったけど更に進化を感じ…
日本のアーティスト笹川真生さんの音源。キーボードのある一般的バンド編成なのだがサウンド、アレンジ、曲、どれもよい。声が一般的には主な武器として捉えられているのかもという風にも感じる。男性ながら広い音域と可愛げのある声、とても魅力的だと思い…
ニューヨークのジャズギタリスト、カート・ローゼンウィンケルの音源。本作はバリトンギターを使ったソロギター作品。太く甘いギターのみの音源なので非常に落ち着いた気分で聴ける。ドラムとベースがないとアタックが強い音が少なくなるのでとても柔らかく…
デンマークのジャズギタリストJakob Broの音源。割と初期の方のアルバムではあるが、アンビエント感の強い包み込むようなギターや音の運び方などしっかりJakob Broの雰囲気が完成されている。聴いていたのが随分前のこともあり他のアルバムと比べてどうであ…
日本のロックバンドGateballersの1stアルバム。オルタナ寄りのサウンドも魅力的だけど本作の魅力はメロディにあると個人的には感じている。ジャパニーズオルタナバンドが好きな人には馴染みのあるアレンジと素敵なメロディ、暖かみのある声、グッとくるもの…
ロリコアといわれるジャンルのアニメの音声を使ったブレイクコアの作品。YouTubeか何かでアニメMADでスピードコア作ってみたみたいな動画があって、それみてかっこいいかもと思い、いろいろ探してたら見つかった音源。ブレイクコアもサンプリングした何かも…
グランジロックバンドNirvanaのギターボーカル、カートコバーンのソロ音源集というかdemo音源集というかそんな感じの音源。荒削りでトリートメントされていないダイヤの原石のような音源集。弾き語りのスタイルだったりエレキギターを使っていたり、サウンド…
日本のエレクトロニカのアーティスト冥丁さんのアルバム。日本の雰囲気を強く打ち出したアーティストである冥丁さんですが本作は古風シリーズの三作目。前二作品の雰囲気をしっかり引き継いでいる。内容はやはり日本の雰囲気を纏ったエレクトロニカ。前作と…
みうらじゅん先生の仏教についての本。みうら先生らしい楽しくわかりやすくふざけているようで実はとても説得力のある内容。わたしが考える仏教のエッセンスと同じようなものを飽きることなく笑いながら得ることができる名著。誰でもわかる仏教みたいな本よ…
日本の二人組オルタナティブロックバンド帯化の3rdアルバム。オルタナティブロックバンドといっていいものか、この音源はトライバルロックというか、そのような言葉が合うような気がする。ギターのサウンドはめちゃくちゃかっこいいオルタナ感がつよい音色。…
ニューヨークのジャズギタリスト、カートローゼンウィンケルの音源。シンプルなソロギターだけどおそらくバリトンギターで演奏されている。シンプルでいいメロディーの素敵なソロギター。強い音がないのでリラックスできる。そして音が心地よく太いのでそれ…
※画像なし 音源ではありませんが、すごい音だったのでレビュー。医療用のMRI検査の機械です。 一定のリズムを奏でる音、いろいろなピッチのいろいろな音色のドローン音、全身に感じる音の振動、それぞれの組み合わせ、タイミングや切り替わりも秀逸であっと…
レッドホットチリペッパーズのギタリストJohn Fruscianteのソロ音源。アコギ、エレキギターなどを中心とした演奏と歌の音源でバンド演奏などではない。これが非常に素晴らしい。独自の癖のある音色で奏でられるフレーズの数々が秀逸すぎる。そして歌もとても…
映画監督、クリエイターを主役に据えたアニメ映画。花粉症のせいで鼻水と涙が出た。クリエイターにフォーカスを当てるという点でSHIROBAKOなどと同ジャンルと言えるけどもっとシンプルでもっとエゴが強い感じ。その分エモに訴えかける部分が強かった。ディテ…
きくちゆうきさんのTwitter漫画「100日後に死ぬワニ」のまとめと後日談を映画にしたもの。Twitterでリアルタイムでやっていた当時、Twitterを使ったリアルタイム感とカウントダウンの緊張感、何気ない日常とカウントダウンの数字のギャップ、本当の意味での…
パプリカで有名な今敏監督のアニメーション映画。パプリカで有名といってもこちらの方が古い作品。音楽は平沢進さん。 パプリカも面白いけどこちらもとても面白い作品。ダレることなくいいテンポで話が進んでいく。話自体も普通に面白いけど、それ以上に演出…
日本のロックバンドkhakiのアルバム。これの後に出たep盤で知ってめちゃくちゃよかったのでこちらも聴いてみた。やはりめちゃくちゃいい。コードの使い方、リフ、音色、メロディー、楽曲構成、どれをとっても頭一つ抜けている。最近ロックバンドの音源を聴い…
日本のノイズ・アンビエントアーティストTia Rungrayの音源。リリース時に聴いていたがレビューブログが止まっていたので今更ながらレビュー。 これまでのTia Rungray作品同様、重厚で闇を感じさせる作品。ピアノが中心にはあるが、これまでの作品よりそれ以…
全7巻(6,7はデジタルのみ)。ど根性ガエルの作者吉沢やすみさんの娘、大月市祐子さんのエッセイコミック。破天荒な漫画家の父とそれに振り回される家族の物語、と最初の方は重さがありつつもハートウォーミングな部分もある感動のエッセイコミックという感じ…
パルプのフロントマン、ジャーヴィス・コッカーのバンドJarv is...のアルバム。 低く太く甘い歌声が非常に魅力的。フランツ・フェルディナンドのアレックス・カプラノスの声を渋くエイジングしたような歌声。キャリアはジャーヴィスの方が長いのでこの表現に…
全5巻。漫画家東村アキコさんの自伝的作品。東村さんと絵の先生を中心に話が展開する。エッセイコミックとして非常に素晴らしい作品。クリエイターとしてだけではなく人間として学びや共感がある作品。結局のところ自分で経験しないとわからないものがほとん…