東京のヒップホップ色の強いオルタナバンド、底なしのバケツのようにざらざらのファーストアルバム。ライブ同様、すべてのパートが見事に絡み合う。ギター2本のフレーズも音色も住み分けできている。無駄なフレーズがないように思われる。リズム隊も同様に頭に残るのに悪目立ちしない素晴らしいフレーズで構成されている。音色がシンプルで、フレーズで勝負しているなと本当に感心する。もちろん、音色も素晴らしい。奇をてらう事なく、純粋にいい音。ミックスのバランスも素晴らしいです。最近はあまり多くない技術の芯がしっかりしたバンドだと思います。本当にテンション上がります。ぜひ!