kazki//okadaの備忘録

kazki//okadaの個人的な見解やレビューなどを垂れ流します。

diablo gain+/OKKO

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ドイツのOKKOの2chオーバードライブ。2chといっても独立しておらずゲインだけ変えられる。ちなみにゲインを最大にしておくと+をいくらあげても変わらない。ゲインを控えめにしておくと+で歪み量が上がる感じ。単純に歪み量だけ上がるのでソロ用とかで音量がっつりあげたい人からしたら微妙な機能かも。歪み以外も上げたい人はboost+がおすすめ。こちらは独立している上に+で音量、内部トリマーでゲイン、トラブル、ベースなどもいじれます。音色の違う別のブースターがもう一個ついてる感じ。わたしは用途的にgain+の方が使いやすい。肝心の音ですが、個人的に最高です。使ってる時も好きだなー、となっていたのですが故障して別のエフェクター使ってみると全然満足できなくなっている自分に気付きます。レンジの広さ、抜けの良さ、エッジの効き方、歪み具合、他のマーシャル系ペダルと比べてもすっきりしているかつリッチな歪みだと思います。音の薄さもないし変な低域もない。単体で弾いてもバンドで合わせてもすげぇいい感じです!操作性ですが、これは慣れるまで使いやすいと言えるものではないかも。まずつまみの名前が分かりづらい。トーン、レベル、ゲインは普通通り、効き方もちゃんと効くけど効きすぎずでいい感じ。+は+を踏んだ時の歪み量を決める、と思っていれば、分かりやすい。+だからゲインが増える、と考えていると、ゲイン元々最大にしてる時全然効かない、と勘違いしてしまう。上の昇圧スイッチ、これは18vにしたらレンジが広がる、というだけなので分かりやすい。bodyとfeed。これが最初分かりづらい。この二つ、オールアクセスさんの説明(翻訳?)によると、

 

body

中域とコンプレッションの効きを同時に変化させます。 12時の位置で中域はフラットになりますが、コンプレッションが加わるため原音とは違ったサウンドに変化します。透明で奥行きのあるサウンドから、ファットで歌い回しやすいサウンドまで幅広く変化します。

feed

このFEEDコントロールは、歪みステージの前段プリアンプのゲインと、入力されたギター信号の低域を減衰させる働き(ローカット)を同時に行います。歪ませた際の音ヌケを良くするために有効なコントロールです。

(オールアクセスHPより引用)

 

らしいです。なるほど。使ってみるとイマイチこの説明しっくりこない。いや、正しい説明なのですが。これよりも何かで読んだビルダーの抽象的な言葉の方がしっくりきました。ちゃんと覚えてないけどbodyは厚み、feedは餌みたいな感じでした。これに個人的な説明を混ぜさせてもらうと、bodyは左に回すと音がスマートになり、右に回すと音ががっしりする印象。やっぱ説明しづらい。たしかに重要なつまみなのだけど大きな変化をもたらすわけではない。左に回しきっても別段問題ないけど少しガチャガチャした印象になるかな?右はエッジが少しぼやける?まぁ、どのポジションでも割といい感じの音にはなると思います。いや、けっこう場所によって変わるんですけどね、んー、ちゃんとしないとだめなんですけど、どのポジションでもダメダメにはなりません!説明しづらい!feedはもう少し説明しやすい。餌って何?と思うかもしれないが使うとなるほど、となる。feedは右に回すと餌をあげる感じ。餌が少なすぎると痩せてしまって元気のない音になる。つまり左に回しすぎると輪郭ははっきりしてるけど細くて力がない感じに。逆に餌が多すぎると太って苦しい感じになる。つまり、音は太いけど、低域があつくるしいしエッジが効いてない感じになる。細いなと思えば餌を増やして、すっきりしないなとなれば餌を減らすといい感じになります。よくわからん、となるかもしれませんが使えばすぐわかります!

あと、操作性に関して、内部トリマーはやめてほしい。いや、音の幅が広がるという意味では素晴らしいしありがたいことなのですが調整がめんどくさい。いちいち裏の蓋開けるのにネジを4つも外さなきゃいけないし、内部トリマーいじるのに細いドライバー必要だし、音作りするのに音出して、ギター置いて、ひっくり返して、ドライバーでいじって、また音出して、、、句読点が多くなります。もともと多いけど、、、ちっちゃいつまみでも外についてればなー、なんて思っちゃいます。唯一の不満点ですかね。それ以外は今まで出会った歪みエフェクターの中でズバ抜けて好きです!音も使いやすさも!実はスーパーボールみたいなデカすぎるオレンジのLEDインジケーターも好きだったりします。なんだかんだでかわいいです。

 OKKO / Diablo