for beginnersシリーズと題された西田幾多郎の思想の概説書。大まかに西田幾多郎の思想がまとめられている。のだが!難解!西田幾多郎の思想が難解であるがゆえ解説すらよく理解できない、少なくとも私の頭脳では!ダメ学生ながらも大学大学院において西田幾多郎の善の研究を三年ほど読み続けた私であるが頭脳が足りないゆえ理解が追いつかない。最初の純粋経験のあたりは流石に理解できる。何年か読んだのだから理解できて然るべきである。しかし、そこから発展、善の研究以降の論文に関する内容に入るとわかったのかわかってないのかよくわからない。ということはわかってないのである。
・場所の論理
・絶対無
・直観
・絶対矛盾的自己同一
・逆対応
これらの理解ができていない。
いろいろ読んだ上で原著にあたり改めてもう一度読みたいと思う。
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