kazki//okadaの備忘録

kazki//okadaの個人的な見解やレビューなどを垂れ流します。

「Strange Mercy」St.Vincent

f:id:kazki_okada:20190901191534j:image

St.Vincentの音源。雑に表現すると、ギターが上手くて音色も面白いビョーク、みたいな感じ。曲も歌もすごくいいけど、ギター弾く人間としては音の素晴らしさに気を奪われる。シンセのような、なおかつギターの持つ有機的な側面がしっかり出ている、個性が立っているギター。曲も素晴らしいのだけど音色の方が気になる、個人的には。すごく刺激をくれるいい音源。けど、自分が曲を聴いてもらうとしたら、内容より音色ばかり聴かれてしまっては残念かも。自分の母国語が英語ではないからこうなってしまったのかも。自分は音色でも曲でもなく曲で表現していることが伝わってほしいと思う。自分は芸術に触れる側、観る側としては表現内容より完成されたものが感動できるかが重要だったりするのですが、発信する側としては感覚的なものや芸術作品としての完成度より自分の思ってることが伝わることを優先したいという立場をとっています。人の話は聞かず自分の話ばかりする人間のようで恥ずかしいです。しかし、髪を切ることはできても伸びるのを止めるはことはできないのと同じで、芸術作品からその思想を汲み取ろうとナチュラルに思うことはできないので、作品ごとに受ける印象で自然に楽しみたい所存です。何か伝わってくるものに対してはその思想について考え、なんとなく心地いいものは心地よく聴き、勉強になるなと思うものは参考にしようと思います。レビューというよりは日記になってしまってますが備忘録なのでこれでいいかなとも思います。こういうこと思う人もいるよ、って感じです。読む人のことあまり考えてなくてすみません。最後まで読んでくれた人、ありがとうございます。なにかのきっかけになっていれば幸いです。