マーズ・ヴォルタのアルバム。2作目。プログレにカテゴライズされるのでしょうか。高い演奏技術と複雑な楽曲構成。ハードロックのような雰囲気も纏いつつ様々なジャンルから影響を受けていると思われるメロディ、フレーズ、音色。久しぶりに聴いたら凄いなと改めて思った。特にギターがすごい。技術の高さはもちろん、スケールアウトする感じの奇抜な音選び、王道ディストーションサウンドからエグみの強いエフェクティブなサウンド、ほんとにすごい。カート・コバーンやジョニー・グリーンウッドのギターのようなオルタナティブロック感のある荒々しさはあまりないが、がっちりしつつもテンプレにならない感じがすごくいい。他のアルバムも聴きたいなと改めて思いました。