kazki//okadaの備忘録

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「道元とシュタイナー」塚田幸三

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曹洞宗の開祖道元神秘主義の学者ルドルフ・シュタイナーの思想について述べた本。道元とシュタイナーの思想を大まかに確認しつつ比較し、その共通点をみることで道元とシュタイナーをより深く理解できるというもの。

内容はかなりアカデミックなもので、何も知らない人が読むにはあまり適していない。そして、ルドルフ・シュタイナー道元ももともとわかりやすい思想を持っているわけではないのでかなり難しい。

シュタイナーの思想の大枠、シュタイナーおよび道元の輪廻転生の捉え方、道元の外道批判などが内容であるが一読しただけでは知識としてあまり身につかなかった。しかし、道元およびシュタイナーに対する興味がより一層強くなった。勉強しなおした上で改めて読みたい。

道元とシュタイナー (ロサ・ミスティカ叢書)

道元とシュタイナー (ロサ・ミスティカ叢書)