ニューヨークのジャズギタリストLage Lundの新しいアルバム。最先端のジャズ、といった印象。Lage Lundらしい甘いトーンと過剰ではない効果的に使われるエフェクト、実に素晴らしい。ピアノとギターのバランスもすごくいい。ギターの良さとピアノの良さがぶつかることなく共存している。これまで聴いたピアノがあるギタージャズで一番両方の良さが出ていると感じたかも。楽曲もかなり攻めているのだけど奇を衒った印象を与えない素晴らしい位置にある。ドラムは手数が多いのだけどこれまたうまい具合にうるさすぎない。すこしうるさいかな？夜寝る前にリラックスしたいなら少しうるさいかも。ドラムだけではなく楽曲全体にいえるかな。Lage Lundのアルバムの中でも一番好きかも。これまで聴いたジャズの音源の中でもトップクラスに好きですね。名盤と言っていいかも。ただやはり落ち着きたい時にはもう少し静かな音源を聴きたいですね。能動的なジャズの聴き方するのであれば本当におすすめの1枚。本当にね。
