panpanya先生の短編集。すごく好き。作品毎違いが大きくあるわけではないが安定してどれも凄くいい。どの話が好きかでどの作品が好きか変わると思うがバランスよくどれもいいのでどれもおすすめ。つげ義春の漫画でどれがいいか、というのに近いかも。個人的につげ義春のシュールさと相対性理論(バンド)のようなキュートさが融合した素敵な作品。主人公の絵柄が鉛筆がきのようですごくかわいい。背景の雰囲気はつげ義春のような漫画の暗さ。そのミスマッチが全然ミスマッチじゃない!変な日本語で申し訳ないがそういうしかない。全作共通で言えることばかり言っているけど動物もかわいい。適当に描いたような動物。タイトルにもなってる枕魚の話もシュールかわいい。落ち着いて安心してキュートに読める素敵な漫画です。サブカル感みたいな雰囲気にアレルギーがある人は好きじゃないかも。わたしは大好きですが!