一応ホラー映画かと思われる斬新な作品。B級ホラーを意識したのか、チープなCG、間の抜けた演出、コントのような登場人物、出演女優三人だけ本人役でドキュメンタリー風のカメラなど、いろいろツッコミどころ満載。ツッコミ不在なので観ていて全力でツッコミたくなる。シュール気味な笑いが散りばめられている。最初はシュールギャグを狙っているのか図らずもなってしまっているのかわからない感じで進行するのだが中盤から、あれ?これわざとかな?と感じるくらい。終盤は謎のバトル展開。CGや合成も狙っている感じがする。真偽はわからないけど。B級ホラーやシュールギャグが好きな人好きかもしれない。ちなみにジャケットというかポスターというかビジュアルはすごく怖そうなのに全く怖くない。序盤、女の子の吐くゲロがやたらリアルなのはすごい。飯食いながら観てたのでこちらもゲロ吐きそうになった。ホラー的なグロさではなく、教室で隣の席の奴が給食の時間にゲロを吐くようなグロさ。すごく笑ったけど珍しくちょっとキツいグロさだった。個人的にはこの映画の1番の見所は女優入来茉里さんがとてもかわいいというところ。すごくかわいいけど途中からあまり出てこないのが残念。