日本のガールズロックバンドtricotの初期の方の音源。変拍子を駆使したテクニカルでトリッキーなリフとキャッチーなメロディが同居するオルタナティブロック。死んだ祖父など親戚が出てくる長い夢を見て変な感覚で目覚めた時、ギターがジャキジャキなってる女性ボーカルの楽曲が聴きたいなと思って最初に出てきたバンド。悪い言い方すれば一昔前の日本のオルタナっぽいけど、その時代に育った身としては懐かしくもやっぱりいいなと思う。複雑なリズム、尖ったギターサウンド、キャッチーなメロディ、変に澄ましてないとこもいいなと思う。大学生の時の感覚が妙に生々しく思い出される。