図書館で貸し出していたので読んでみた本。当たり前を思い出させてくれるのといいアイディアをくれるという点で読んでよかったと思った。
読んだだけで革新的な変化を起こすというよりは、基本的に当たり前のことが書いてあってそれを再確認させてくれるという感じの本。これは大切なことだと思う。内容はしっかりしている。読んだ印象として、相手のことをしっかり考えて誠実にやりとりすることが何より大事だなと改めて思わされるというものが挙げられる。喜ぶコンテンツを提供する、対話する、感情を分かち合う、という3点が大切であるということやコメントやいいね!にはしっかり個別にリアクションするということなど、誠実に向き合っていれば当たり前のことである。しかし状況次第ではつい忘れてしまうこともあるかもしれない。そういったときに思い出すと改めて大切であるということを再認識できるかもしれない。
いくつかとても勉強になったなという内容もあった。
・日替りクーポンや定期的なキャンペーンの有効性について。これは喜んでもらえそう。
・ターゲットや趣旨を明確にする。これはSNSで忘れがち。常に意識すべき。
・プロダクトローンチ。発売前からのストーリーを公開することでお客様に興味を持ってもらえそう。
・質問を投げかけるのはコミュニケーションにおいて有効。双方向性を生むきっかけになる。
・外部サイトにいいね!などの機能を置くため、ソーシャルプラグインを使う。
・pollの機能を使いアンケート調査を行う。
当たり前と感じる人もいるかもしれないが割と忘れがちなのですごくいい内容だと思いました。
以下、読んだ時のメモ。
・新商品発売前から少しずつ公開して盛り上げる
◎日替りクーポン、定期的にキャンペーンを行う
・独自ネームを獲得する
・自己満足、ターゲット不明瞭、専門性がない、この3つが不人気の理由になる
・ターゲット、趣旨をはっきりさせる。
・iframeを利用しランディングタブを作る
◎外部サイトにいいね、シェア、コメントの機能を置く。そのためにソーシャルプラグインをつかう。
◎pollの機能を使いアンケート調査を行う。
・ファンの固定客化のステップ
1.喜ぶコンテンツを提供
2.対話する
3.感情を分かち合う
・マーケティングの定石としてフロントエンドからバックエンドへというのがある。
◎プロダクトローンチ。発売までのストーリーを公開して期待をもってもらう。
・メールマガジンが信頼構築に有効。
・Facebookでのコミュニケーションにおいて
1.機能的メリット
2.情緒的投稿
3.エンターテイメント
が求められる。
・コメントやいいねには必ずリアクションする。個別にリアクションする。
◎質問を投げかけるのはコミュニケーションとしてすごくいい。
- 作者:小谷川 拳次
- 発売日: 2011/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)