kazki//okadaの備忘録

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「汽車が田舎を通るそのとき」高田渡

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フォークシンガー高田渡さんの音源。ラジオっぽいやりとりも入った音源。いい曲がたくさん収録されているシンプルなフォークソングの音源。音楽的なひねりはあまり感じられないが強い存在意義を感じる。メッセージとしての音楽。言葉を伝えるフォーマットとしての音楽。特別な何かがなくてもがっつり聴ける、それが特別な何かになっている。人間の血を感じる歌の数々。メッセージとしての音楽はすごく強い力を持っていると改めて感じさせられた。現実から離れるための音楽、現実を受け入れるための音楽に逃避や欺瞞のような印象を拭えない部分があるが、高田渡さんの歌は現実と向き合う音楽、闘う音楽という印象があって素晴らしいと感じた。感動で全てを誤魔化す風潮が世の中に溢れているが、そんな中、一石を投じるためにもこのような素敵な音源にたくさん触れたいと思う。

Apple Musicにあるのですがこちらの機能でリンク張れませんでした。直接検索してみてください。