kazki//okadaの備忘録

kazki//okadaの個人的な見解やレビューなどを垂れ流します。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「敏腕編集!インコさん」見ル野栄司

漫画の編集者に苦しめられる漫画家を描いたギャグ漫画。恐ろしい編集インコさんがむちゃくちゃやる作品。むちゃくちゃといっても割と本当にありそうなむちゃくちゃさなのが恐ろしい。実際こういう人がいるのかもしれません。作者さんはもしかしたらこういう…

「野菜つくりと施肥」伊達昇

施肥の基本を教えてくれる著作。施肥についての基本的な考え方から作物ごとの具体的な施肥方法まで載っている。施肥に困ったらこれを読むとよい。 以下、メモ。 ↓↓↓ 1.育て方について 葉の良し悪し 見分け方の図が載っている。 窒素過多は軟弱徒長を引き起こ…

「蟹に誘われて」panpanya

panpanya先生の短編集。これもこれまで紹介した作品同様素晴らしい。相対性理論なつげ義春。前も同じことを書いたが作品毎の特色は大きくないので、一つ好きだったら全部好きだと思う。その逆も言えるけど。私は全部好き。どの作品も素敵なので、どれからお…

「無[Ⅲ]自然農法」福岡正信

自然農法家、福岡正信さんの無シリーズ3巻。この巻は福岡正信さんの自然農法について一番具体的に書かれている。 果樹園の作り方、野菜の輪作について、米麦不耕起連続栽培についてなど。作物ごとの細かい栽培法などが載っているわけではないが自然農園の始…

「Ghosts VI: Locusts」Nine Inch Nails

CD

インダストリアルロックバンドNine Inch Nailsの新譜。コロナ自粛を受けて、インストアルバムシリーズghostsの5,6作品目を無料リリースした。ghostsシリーズを聴くのは最新のこれが初めてですが、めちゃくちゃ良くて驚きました!これは大名盤!Nine Inch Nai…

「FIRST STRIKE」DOSTRIKE

CD

日本のオルタナバンドDOSTRIKEのファーストep。非常に素晴らしいジャパニーズオルタナ。北海道出身ではないけどfoulやblood thirsty butchersなどの北海道のバンドのようなアツいカッコよさ。キレと重さが共存したギター、バッキバキのベース、タイトなドラ…

「枕魚」panpanya

panpanya先生の短編集。すごく好き。作品毎違いが大きくあるわけではないが安定してどれも凄くいい。どの話が好きかでどの作品が好きか変わると思うがバランスよくどれもいいのでどれもおすすめ。つげ義春の漫画でどれがいいか、というのに近いかも。個人的…

「<harmony/>」なかむらたかし/マイケル・アリアス

SFアニメーション映画。ディストピアもののなかでネットの評判が高かったので観てみた。個人的な好みのディストピアものとは違う路線のディストピアものでした。文明が滅びた後の世界を描くディストピアものの作品が個人的に好きなのですが、こちらは高度文…

「 SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT」NUMBER GIRL

CD

日本のオルタナロックバンドnumber girlの2ndアルバム。金属的な鋭角ロックサウンドと日本的な湿度をもった向井秀徳さんの声がさらに研ぎ澄まされた2ndアルバム。和風ピクシーズといった印象が強い1stアルバムから音色的な特徴は残しつつも大きく変化し、音…

「一人交換日記2」永田カビ

永田カビさんのエッセイ漫画。一人交換日記の続きであり、現実逃避してたらボロボロになった話の前の話。暗いところにいるからこそ希望の光が見えることもあるということを思い出させてくれる作品。爽やかに力強く示される希望の光にはリアリティを感じるこ…

「WAAAA!」gyari

CD

ボカロPのgyariさんのジャズセッション的な打ち込み音楽。一曲20分くらい。YouTubeのあなたへのおすすめで7拍子というサムネに釣られて見てみたらおもしろかった。遊びの音楽の楽しさみたいのが伝わってくる作品。あと、打ち込み音楽のポップな可能性も感じ…

「VOO DOO?」ドミコ

CD

日本のツーピースロックバンド、ドミコのミニアルバム。頭の部分からトリッキーな音色で始まるミニアルバム。音色のみならず進化を感じるアルバム。大きな変化があるわけではないが所々に進化を感じる。ギターのリフがやはりいいなぁと思います。個人的な意…

「30217」Ben Monder,Sean Conly,Thomas Devinko

CD

ニューヨークのジャズギタリストBen Monderが参加している音源。癖のある音使いはそこまでしていないのにBen Monderっぽい音がする。音作りだけじゃなくてタッチの感じとかでしょうか。ひっかかりが控えめな音源なのでBen Monderのグイグイした部分を聴きた…

「ウォールフラワー」スティーブン・チョボスキー

原作者が監督をしているヒューマンドラマ。この映画もパンク感があってよかった。マイノリティ、トラウマ、人間関係、青春などが印象として浮かぶ作品。スミスやデビッドボウイ、ソニックユースやGALAXY500などが挿入歌として使われている。いい感じ。近頃、…

「ブッダ」手塚治虫

手塚治虫のブッダ文庫版。仏教を開いた釈迦族の王子ゴータマ・シッタルダの生涯を描いた作品。原典からの改編は多々あるようだが大まかにブッダの生涯や思想を知ることができる。仏教や哲学、宗教に興味を持つにはすごくよい作品ではないかと思います。話も…