kazki//okadaの備忘録

kazki//okadaの個人的な見解やレビューなどを垂れ流します。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「8月32日へ」神聖かまってちゃん

CD

配信などネットツールを駆使して人気になった神聖かまってちゃんの3枚目のフルアルバム。言葉とメロディがぐっとくる。これは若者に人気でるな、と納得できる。ボーカルの子さんの声、癖があるヘタウマ系はので賛否両論ありそう。叫びはそこいらのハードコア…

「バンドではありません」The Taupe

CD

日本のオルタナバンドThe Taupeの初期音源。流通前の作品。親交も深く本当に大好きだったバンド。解散が悔やまれる。その中でもこの音源が一番好き。ハイトーンと深みのある声を使い分けるギターボーカル、ポップかつクレイジーな声とシャウトそして素晴らし…

「The King of Limbs」Radiohead

CD

Radioheadの8枚目のアルバム。Radioheadのアルバムの中でも一番無機的な作品。エレクトロ感が強くミニマル感もある。ダンスミュージックの要素もあります。ストイックな印象で派手さやキャッチーさは控えめ。高みにいきすぎて一般聴衆にはわかりづらいのでは…

「SuiseiNoboAz」SuiseiNoboAz

CD

SuiseiNoboAzの最初のアルバム。初期ナンバーガールのような爽やかさと男臭さが同居している。ファズサウンドはこの時点ですでにカッコいい。でもやっぱり個人的には今のボアズが最高にかっこいいと思うし好きかも。もちろんこの音源もすごく好きですが!ジ…

「その後のツレがうつになりまして。 」細川貂々

ツレがうつになりまして。の続編。鬱からの回復期、よくなってからの模様、ツレがうつになりまして執筆時を描いたコミックエッセイ。前作より主観から距離があり情報漫画の側面も強くなっている。純粋にツレ氏の回復が嬉しい。そしてやはり回復した身として…

「海獣の子供」渡辺歩

五十嵐大介原作の漫画をアニメ映画化した作品。原作未読。サウンドが素晴らしかった。クジラやイルカの声の感じや海の中の音など素晴らしかった。劇場で見たのもあるかな。内容も人間イコール宇宙という雰囲気があり非常によかった。原作も読んでみたい。と…

「Life Metal」Sunn O)))

CD

Sunn O)))の最新アルバム。最新といってもちょっと前になってしまったけど。非常にバランスのよいアルバムで最初の一枚にもおすすめ。初期のストイックさも少しありつつ、最近のアルバムに見られる声や別の楽器などのギター以外の要素、アンビエント感、宗教…

「うつヌケ」田中圭一

一番つらかった時期に買ってもらった漫画。読む前は読んだって何も変わらないと思っていたけど、読み終わり希望が湧いた本。何か特別な方法が書いてあるわけではないのだけど、苦しんでそこから抜け出した人がいる、という事実に希望をもらった。自分の経験…

「俺のうつ嫁が、めんどかわいい」門瀬粗

門瀬粗さんのコミックエッセイ。普通のゆるい日常系かもしれないが自分が経験すると泣ける。全体的にそう。うつ嫁が鬱病ながらも前に進もうとしてる姿が泣ける。それを仕事しながら支える著者にも泣ける。世の中の鬱病の人全員に幸せになってほしい。俺のう…

「アルキネマ」the ピーズ

CD

日本のパンクバンドthe ピーズの再結成後4枚目?のアルバム。再結成以降のくたびれた渋さが際立つ一枚。再結成以降は基本的にこの空気感。パンクロッカーが年を経てたどり着いたところ。深みと脱力感、ある種の諦念のようなものを感じる。演奏もしぶいがやは…

「MACH CLUB」KING BLOTHERS

CD

油断したら心が折れる。そんな時聴け!に!し!の!み!や!日本のロックンロールはここにある!ロックンロールききてぇならこれ!このアルバム! MACH CLUBKING BROTHERSロック¥1800

「キングクリムゾンの宮殿」King Crimson

CD

プログレバンドKing Crimsonのアルバム。ジャケットも有名ですね。一曲目の21世紀の精神異常者が大名曲。リフからもうたまんねぇ。早いパートにうつってからもすごい。複雑なフレーズ、ロングサステインのギター、ほんとにテンション上がる。二曲目以降、す…

「Feeling your UFO」凛として時雨

CD

日本の3ピースバンド凛として時雨の初期のEP。10年ほど前に聴いた時、大変感銘を受けたと記憶している。当時珍しかったハイトーンボイス、ハイトーンシャウト、男女ボーカル、饒舌なギター、ゴリゴリのベース、派手なドラム、若きわたしは、おお、となりまし…

「スライディングV」まつだひかり

女子高生×バンドの絵がとてもかわいいゆるふわ漫画。内容はゆるゆるな感じ。絵がとてもかわいい。あと、楽器愛を感じる。短くて申し訳ないがこんな感じ!びば!スライディングV 女子高生バンドを始める!!作者: まつだひかり出版社/メーカー: KADOKAWA発売日:…

Black Spirit 200/Hughes & Kettner

Hughes & Kettnerのチューブアンプのような音を作る軽くて小さい200wのアンプヘッド。デザインも機能性もよく価格も極端に高いわけではない。気になったので試奏。 以下、感想。雑ですみません! よゆーがねぇ。 ・機能、軽さ、大きさ、全てにおいて申し分な…

「まんがでわかる自律神経の整え方」一色美穂

具体的な方法がわかりやすくあげられているいい漫画。乱れてる自覚がある人はよんでみてよいかも! 以下、まとめた内容! ↓↓ ゆっくり手をひらく 水を飲む ガムを噛む 背筋伸ばして空を見る 口角を上げる 1:2で深呼吸 セルエクセサイズ (本書を買って読んで…

「旅路ニ季節ガ燃エ落チル」eastern youth

CD

日本のエモーショナルなロックバンドeastern youthの音源。とにかくあつい。そして前向きになれるポジティブなエネルギー。男というか漢というか。このアルバムは特にキャッチーな曲が多い。闘いたい、そう思ってる人に聴いてほしい。言葉多く語ることはでき…

CASINO inspired by John Lennon/Epiphone

ジョンレノンシグネチャーカジノ。青島製。同じ青島製でもモデル違いのためか若干音が違うし、ネックの感じも少し違う。ピックアップがUSA製らしく、音は通常モデルより好印象。サテンフィニッシュのボディ、ネックもいい感じ。今まで弾いた中で順序付けるな…

「Home」Keita Sasaki

CD

日本のアーティストKeita Sasakiのアンビエント作品。ピアノを中心にギターや環境音を使った作品。さすがギタリスト出身、ロングサステインの歪みの音がすげぇいい。環境音も実験的というより本当にマッチングしている感じですごく心地いい。 と、表面的なレ…

「The Disintegration Loops」William Basinski

CD

William Basinskiの音源。ミニマルアンビエントミュージック、というと内容が伝わりやすいと思う。輪郭のゆるいホーン的な音がループする音源。身体に入ってこずリラックスして聴ける。ループものなので寝る時にもいい。ぐったりきつい時でも聴ける。朝にも…

「anoyo」Tim Hecker

CD

アンビエント、エレクトロニカのアーティストTim Heckerの新譜。タイトル通り日本の伝統楽器のサウンドが雅楽的に使われている。ネオクラシック的なネオ雅楽的な感じ。Tim Heckerっぽいサウンドが日本の伝統音楽とうまく合わさってじつに面白い。とはいえ、…

「ぼっけさん」西義之

妖怪バトル系の王道少年漫画、全2巻。久しぶりに少年漫画読んだら熱い展開で楽しい。短めの話数できれいにまとまってるのもいい。変身、能力、王道要素も詰まってる。昔リアルタイムでジャンプで読んだ時、大して印象に残らなかったけどずっと頭に残ってた。…

「Found Songs」Olafur Arnalds

CD

Olafur Arnaldsのアルバム。ネオクラシックといえばこの人!というくらいいい。もともとはメタラーなのかな?あとシガーロスと交流がある。曲もアイスランド感があるかも。ピアノを中心にストリングス、シンセなどを使った楽曲。メロディもすごくいい。ほの…

「なぜだ内藤」赤のきのこ

緩めのラブコメ?なのかな、全1巻。なんとなく購入してみたがアタリ。ちょっと変だけど割といそうな主人公とヒロイン。地味系なのがとてもいい。雰囲気としては「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」に近い。まあ、あちらの方があるある感が強いけど…

「勇者たち」浅野いにお

浅野いにおさんの2018年の作品。全1巻。こちらは短編集ではなく一巻完結型。テーマはわかりやすい。人間。個人的には割とライトな印象。浅野いにお作品はもう少し毒々しい方が好みかもです。読む側の勝手な意見ですが。おそらく大いに影響を受けているであろ…

「Night Food」EGO-WRAPPIN'

CD

日本の音楽ユニットEGO-WRAPPIN'のサードアルバム。ジャズ感が強い歌物。パワフルな女性ボーカルもかっこいいが、個人的には楽器隊の演奏がかっこいい。ギターをはじめ、ウッドベース、ドラム、ピアノ、ホーン、キーボード、どれを聴いてもすごく隙がないな…

「人間仮免中」卯月妙子

卯月妙子さんの壮絶な自伝的漫画。どのエッセイよりも壮絶といっていいくらい壮絶です。統合失調症の凄まじさ、歩道橋からの顔面ダイブによる大怪我、ボビーさんとの日々、どこをとってもすごい。壮絶なはずなのですが人生を前向きに描いていて本当に素晴ら…

「Rainforest」David Tudor

CD

David Tudorの実験的な音源。電子音で熱帯雨林のような音を出す。実験的といっても音楽としてしっかり成立している。ミニマルミュージックの心地良さ。自然っぽい音なのにどこか無機的なところがあって、それがいい方向に作用している。心地よく癒されるので…

「VARIATIONS IN DARKNESS」SIGUR ROS

CD

SIGUR ROSの新譜。最近の音源はアンビエント寄りなものが多いSIGUR ROS。昔のシガーロスも好きだけど個人的には最近のシガーロス、すごく好き。本作はアンビエントのなかでもダークアンビエントな雰囲気がある。最高。映画のサントラのような雰囲気とシガー…