kazki//okadaの備忘録

kazki//okadaの個人的な見解やレビューなどを垂れ流します。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「ジュマンジ」ジョー・ジョンストン

金曜ロードショーなどで頻繁に放映されていたパニック(?)映画。ただひたすらに懐かしい。内容は一昔前のハリウッドのパニック映画っぽい感じ。一昔前のハリウッドのパニック映画見たことないけど。いい映画なのかもしれないけど懐かしさが勝ってまっすぐに…

「City By the Light Divided」Thursday

CD

Thursdayの音源。エモとカテゴライズされるのかな。envyとスプリットだしている。メロディが暗めできれい。そこらへん日本の激情ハードコアと近い部分あるかもです。4曲目がすごく好き。この曲こそ日本の激情ハードコアとかなり近い雰囲気です。この曲入り口…

「ブラックギャラクシー6」阿部共実

阿部共実さんの日常系の漫画。全1巻。阿部共実さんの作品の中で一番ピースフルな日常系。高校生のダラダラ部活もの。部活らしいことは何もしない。そもそもオカルト生命文芸部というよくわからない部活。基本的には日常会話で構成されている。キャラクターが…

「ぐうたら農法」西村和雄

草生栽培、不耕起栽培、低投与型有機栽培をバランスよく使った"ぐうたら農法"についての本。ぐうたら農法とあるが、農薬や化学肥料に頼った現代の農業より圧倒的に手間暇がかかる。これは楽をするための農法ではなく、自然と共生し安心安全な美味しい野菜を…

「Triste」Oren Ambarchi

CD

Oren Ambarchiの音源。割と振り幅がありバリエーションが楽しめる音源。4曲しか入ってないけど。4曲とはいえ1曲ずつが長いので1時間近くあります。最初のアルバムと同じような重さと丸さがある音の楽曲やうるさくないけど激しさもあるグリッチノイズっぽい楽…

「I might be wrong」Radiohead

CD

Radioheadのライブ盤。KID A、amnesiacの時期のライブ音源を集めたもの。ライブとスタジオ音源がどちらも違ってどちらも違う良さがあるのがRadiohead。ライブだと緻密さが少し崩れ荒々しいオルタナ感が強くなります。この音源もまた聴く価値のある素敵なライ…

「catch me if you can」スティーブン・スピルバーグ

スティーブン・スピルバーグ監督の元天才詐欺師の実話を元に作られた映画。ハリウッド映画的なすっきりしたエンターテイメントに仕上がっている。コメディ要素もありヒューマンドラマ感もあり非常にバランスよく出来ている。人生を賭けた者同士の奇妙な友情…

「Liminal Sleep」Sigur Rós

CD

シガーロスの新しい音源。アンビエントのプロジェクト、だったかな?新たに始動したそんな感じのプロジェクトの作品、だったと思う。曖昧ですみません。最近配信される作品はアンビエント色が強いもの、というかアンビエントが多かったなと思ってましたが、…

「まんしゅう家の憂鬱」まんしゅうきつこ

まんしゅうきつこさんのブログや連載をまとめた作品。笑えるノンフィクション。まんしゅうさんの人生の雑な感じがありながらも攻めた姿勢と面白がる姿勢がうかがえる。辛いことを面白がる雰囲気が滲んでいる。このような姿勢見習うべきだと思いました。軽く…

「大乱闘スマッシュブラザーズspecial」任天堂

小学校以来にゲーム機購入。他のゲームほとんど触ってないので役に立たないレビューです。小学生の時に大流行したスマッシュブラザーズの最終形態といっていい内容。吹っ飛ばされてステージから落ちたら負けという斬新な格闘ゲーム。体力制にもできるけど。…

「脳みそあらおう」385

CD

沖縄のオルタナティブ3ピースバンド385の音源。ベース、キーボード、ドラムの3人編成。バッキバキのスラップベースにへなへな声と喉が擦り切れそうなほどのシャウト、コミカルなコーラスのちょっとギターっぽいキーボード、自由度がありつつもしっかり土台を…

「無むムと感じる!西田幾多郎」大澤正人

for beginnersシリーズと題された西田幾多郎の思想の概説書。大まかに西田幾多郎の思想がまとめられている。のだが!難解!西田幾多郎の思想が難解であるがゆえ解説すらよく理解できない、少なくとも私の頭脳では!ダメ学生ながらも大学大学院において西田幾…

「ascension」ジョン・コルトレーン

CD

フリージャズの名盤。まさにフリージャズ、という感じ。ホーン類が主な雰囲気を作っている。集中して聴くより何かしている時流すのが好きです。他のフリージャズをそんなに聴いたことないのでなんとも言えないのですが標準的なフリージャズ、という印象です…

「NUMBER SEVEN」THE PINBALLS

CD

日本のロックバンドTHE PINBALLSのミニアルバム。ストレートな日本のロック。流れとしてはルーツにミッシェルガンエレファントなど日本のロックがありそう。ストレートでかっこいい。良くも悪くも癖は少ない。声がかっこいい。個人的にはもう少しひっかかり…

「ゴジラ対ビオランテ」大森一樹

1989年公開のゴジラ作品。ゴジラ作品の中でも子供向け娯楽映画としての側面が少ない作品。遺伝子組み換えの倫理問題、国際問題、災害対応問題などテーマがわかりやすい。序盤怪獣が全然出ないあたりシン・ゴジラと共通点がある。怪獣同士の戦闘はあまりなく…

「konoyo」Tim Hecker

CD

ドローン、アンビエントのアーティストTim Heckerのアルバム。以前紹介したanoyoと同じレコーディングセッションから生まれた作品。と、いってもこちらが先。konoyoがリリースされた翌年anoyoがリリースされたみたいです。雅楽とエレクトロニカの融合みたい…

「シン・ゴジラ」庵野秀明

エヴァンゲリオンの監督として有名な庵野秀明さん監督の実写映画。大人向けのゴジラ。ゴジラそのものより政府の災害対応や災害に関わる人間を中心に描いている。おもしろかった。放射性物質の海洋投棄、形式主義、災害対応、いろいろ気になることが描かれて…

「盆の国」スケラッコ

スケラッコさんの作品。全1巻。線が少なめながらとっつきやすい絵柄。しかしながら要所要所で描き方を変えていて、それが非常に素晴らしい。話も日常感、SF感、ホラー感と自然に移り変わりながら破綻することなく進んでいく。夏の感じも素敵。お盆という風習…

「NUMBER GIRL」向井秀徳

NUMBER GIRLの向井秀徳さん監督のNUMBER GIRL初期のライブから解散までの記録ドキュメンタリー。ドキュメンタリーというかライブ映像とオフショット映像で歴史を振り返る映像作品。実に面白い。レコーディング風景などもしっかり収められており当時のバンド…

「Temporary Reality Numbers」ナツノムジナ

CD

沖縄出身ナツノムジナのセカンドアルバム。相変わらずのハイクオリティ。ますます若者らしからぬ渋さと落ち着き、それでいて、奥が深い攻め方をしているギターサウンド。表面的な激しさではなく粋な激しさがある。エフェクトの使い方、各パートの絡み合い、…

「ハングマンズ・ノット」阪元裕吾

本作監督が学生時代に撮った作品。バイオレンス、サイコパス、ヤンキーな感じ。血糊の薄さ、画質の雰囲気、音量のばらつき、自主制作だなーと感じさせる要素は多い。それと同時に、あえてなのか?さすがにどうにかなったのではないか?せめて音量の調整はで…

「エキサイティングフラッシュ」トリプルファイヤー

CD

トリプルファイヤーの最初の音源。オルタナ感のある脱力系バンド。詞の力とそれを邪魔せず引き立てる演奏がやばい。次やったら殴る、名フレーズ過ぎる。中途半端な位置にいる社会的弱者の言葉がつまってる。これ以上にへなへななバンドはなかなかないのでは…

「ニームは地球を救う」稲葉眞澄

インド、ビルマ原産とされているミラクルツリー"ニーム"を紹介する著作。農業だけではなく、その他の分野での利用法や効能なども紹介している。 以下、箇条書きにてまとめ ・ニームという植物は250種以上の虫を防ぐといわれている ・殺虫、防虫、土壌改善、…

「エゴイスト入門」中島義道

哲学者中島義道先生のエッセイ。このエッセイも中島さんらしさがしっかりでている。こちらは一つのテーマについて書かれた著作というよりは哲学にも触れるエッセイという感じです。何本かしっかり哲学的な内容のものもありますが基本的にはエッセイ。ただ何…

「pink moon」 nick drake

CD

nick drakeの遺作。アシッドフォークの名盤。けだるい弾き語り。2晩で録音されたという音源。不必要なものが削ぎ落とされ楽曲の良さとけだるい雰囲気だけがそこにある。遺作ですが絶望を纏った雰囲気はなく力が抜けて優しさすら感じる音源です。でもその奥…

「SUPER SIZE ME」モーガン・スパーロック

1ヶ月マクドナルドのスーパーサイズを食べ続ける実験のドキュメンタリー。ファーストフードの闇を世間に明かした作品。偏りはあるし、極端な実験でもあるが、人々が考えるきっかけとしてすごく大きな役割を担った作品だと思う。ファーストフードの怖さ以上に…

「秘密」大友啓史

久しぶりにドラマっぽい邦画を鑑賞。近未来ミステリみたいな感じなのかな?俳優さんがイケメンばかりで男同士の友情や顔の高さもあり、腐女子受け感を感じてしまいました。内容の話ではありませんが。いや、そういう部分は内容にも影響すると思います。芸術…

「調べる相対性理論」相対性理論

CD

最近出た相対性理論のライブ盤。ライブ盤の必要性を感じないバンドだと思ったのですが、実は相対性理論、なんだかんだでかなり好きなので聴いてみた次第であります。うたも演奏も安定感がすごい。驚きの安定感。すごくしっかりしてる。が、やはりライブ盤リ…

「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」ZAZEN BOYS

CD

日本のオルタナティブロックバンドZAZEN BOYSのシングル。シングルというよりepという感じでしょうか?ミニアルバムというには少し短いかも。切れ味鋭いテレキャスターのバッキング、それに劣らぬ切れ味と透明感のあるストラト(おそらく)、攻めたベース、複…

「デストラクション・ベイビーズ」真利子哲也

割と最近の邦画。インディーズな邦画の空気感があっていいなと思った。音楽はナンバーガールの向井秀徳氏が担当。やっぱギターの音がむちゃくちゃいい。これぞ向井秀徳という音。エンディングもエレキギター弾き語りなのですが音も唄もとてもいい。内容はま…