kazki//okadaの備忘録

kazki//okadaの個人的な見解やレビューなどを垂れ流します。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち」飲茶

格闘漫画バキの要素を取り入れた哲学の入門書の第二弾。今回は東洋思想を扱ったもの。前回同様、哲学者にバキ的なキャラ付けをしわかりやすく楽しく哲学を学べる素晴らしい著作。個人的には西洋編より驚きが大きかった。あまりの素晴らしさに。 本書は説明が…

「METTA, BENEVOLENCE BBC 6MUSIC」Sunn O)))

CD

アメリカのドゥームドローンユニットSunn O)))のライブ音源。スタジオ盤とアレンジやサウンドの雰囲気が少し違い、そこがすごくいい。ライブ音源になっても必要な部分は損なわれずスタジオ音源とは違う魅力もある。本当に素晴らしい。音もアレンジもライブを…

「筆ペンからはじめる水墨画」小林東雲

水墨画の本。淡墨と濃墨の筆ペンがあればすごいものが描けるという指南書。とてもわかりやすく絵心がなくても希望が持てる。音楽同様、コピー、模写していくことで描けるようになる気がした。すごくわかりやすいがたまに「風景をざっとスケッチする」など絵…

「ベースフレーズ発想法」田熊健

ベースのフレーズを作る時、ほんとに何したらいいか分からずルートしか弾けないよー、と困ってる人におすすめ。もしくはテキトーに弾いてたけどちょっと理論含めて見直してみたいなという人に入り口としておすすめ。非常にわかりやすいしすぐ一冊終わるので…

「病害虫に効く自然農薬」学研

唐辛子やドクダミなど化学薬品を使わない自然農薬を紹介する本。焼酎や酢などは使用するが基本的に容易に作れるものを紹介している。また、使い方や効果だけでなく自然農薬そのものについても説明してくれるパッと見てすぐ使える素敵な本。いろいろ載ってい…

「常田大希東京混沌」高橋隼人

ロックバンドKing Gnuのギタリスト、millennium paradeのコンポーザー常田大希さんのドキュメンタリー映画。非常に為になる作品だった。真面目に音楽を作る、しっかりこだわって作ることの面白さが伝わってくる映像だった。あとはいろいろな楽器を弾けること…

「音楽」岩井澤健治

大橋裕之さん原作の伝説の音楽漫画「音楽」のアニメ映画。作画枚数や手書きの手法でもこだわりが前面に押し出された作品。主演声優はゆらゆら帝国の坂本慎太郎さん。これもまさかのハマり役だった。タレント声優が基本的な苦手な自分ではあるが、アート感の…

「魚社会」panpanya

panpanyaさんの短編集。いつも通りかわいくて浮遊感があってすごくいい。のほほんとすると同時に世俗から離れたような気分になれるのがいい。相対性理論のようなつげ義春。これまでの作品と大きな相違はない。ふわっと読んでふわっと癒されてちょっとした浮…

「えんとつ町のプペル」廣田裕介

西野亮廣原作の絵本を西野亮廣さん総指揮でstudio 4℃が製作した3Dアニメ映画。お笑い芸人キングコングの西野さんという肩書きより実業家というかオンラインサロンの人というかそっちの方の立場からのアプローチという印象を受ける作品。悪い言い方をすると役…

「魔女見習いを探して」馬越嘉彦

女児向けアニメおジャ魔女どれみ20周年を記念して作られたアニメ作品。元は女児向けのアニメシリーズですがこちらは20年前女児だった人向けの作品。30歳前後のOLがターゲットだと思われる。三人の主人公のそれぞれの辛い日々、旅行の楽しさ、人との関わり、…

「先輩、ソレひとくちください」水あさと

全2巻。阿波連さんははかれない、デンキ街の本屋さんなどの水あさと先生の作品。めちゃくちゃ貧乏な先輩と少し変わった女の子のラブコメ、というより完全にギャグ漫画。尖りすぎずベタすぎずちょうどいいギャグ具合。かわいい絵柄で表情などで女の子の魅力を…

「古風Ⅱ」冥丁

CD

日本のエレクトロニカ、アンビエント系のアーティスト冥丁さんの音源。相変わらずすごくいい。基本的には前作古風と大きな変化はない。湿っぽい日本らしさとスタイリッシュさが混じり合っている。古風同様、以前の作品より湿度は低め。祭のような雰囲気も垣…