2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧
七尾旅人の弾き語りアルバム。ギター以外の音も入っているけど基本的には弾き語り。全然変わったことしてるわけではないのに曲が本当にいいので何回も聴ける!七尾旅人のアルバムの中でも一番好きだし、弾き語りの音源の中でも一番好きです。おそらく。メロ…
デビッド・ボウイ最後のアルバム。フェイバリットギタリストのベン・モンダーが参加している興味が湧き聞いてみた。ベン・モンダーのギターはそこまでたくさん聴けなかったが想像以上にいい作品だった。有名だし活動歴がながいので割とポップで古い感じなの…
BILL EVANSとJIM HALLのデュオ作品。ギターとピアノのみです。ジム・ホールは場所によって、輪郭の割とはっきりした音色を使ってます。バッキングの時、フルアコをマイク録りしたようなチャキチャキした音色も使ってます。ピアノと音域の住み分けをするため…
アメリカのオルタナバンドButthole Surfersの音源。かなりクレイジーな趣があり大変素晴らしい。びーびーいってるへなへなのファズギターが最高!バンドサウンドだけでなくいろいろサンプリングなどもしている。かなりアバンギャルド。サウンド的にはグラン…
Radiohead7枚目のアルバム。エレクトロ中心の感じからバンドサウンド方向に少し戻ってから2枚目の作品。ダウンロードする人が値段を決めるというのでも話題になった。投げ銭同様、戸惑った人も多いでしょう、おそらく。それがなくとも充分話題になるに値する…
ニューヨークのジャズギタリスト、マイク・モレノのアルバム。出身はヒューストンらしいけどニューヨークが拠点のようです。ジム・ホールの流れを汲むギタリスト。音も丸くて、それでいて一音一音はっきりしている。素敵です。トリオ編成。音使いはすごく綺…
東京のヒップホップ色の強いオルタナバンド、底なしのバケツのようにざらざらのファーストアルバム。ライブ同様、すべてのパートが見事に絡み合う。ギター2本のフレーズも音色も住み分けできている。無駄なフレーズがないように思われる。リズム隊も同様に…
ジャズギタリスト、ベンモンダー のセカンドアルバム。まだ声楽家のセオ・ブレックマンはまだ参加していないのでトリオ編成。このアルバムも非常にいい!高速アルペジオ、不穏な音使い!このアルバムはちょっと尖った楽曲が多めのイメージ!言葉では語りつく…
日本のオルタナティブ/ヒップホップバンド54-71のアルバム。ヒップホップといってもオルタナ色がかなり強い。いぇー、とか、YO!とかそういうのではない。全て英詞、シンプルな音色、リズムはフックが効いてます。ストイックな印象。尖ったリフが多い。統一…
関西ゼロ世代と呼ばれたバンドの一つ、ミドリ、最後のアルバム。アバンギャルドでポップなバンドでした。ウッドベース、クラシカルなピアノ、ジャズテイストがあるドラム、オルタナティブなギター。そして何よりキュートで破壊的なボーカル後藤まりこ氏のカ…
60年代のアメリカのジャズギタリストGrant Greenの名盤と言われているアルバム。非常にシンプルで気持ちのいいプレイが楽しめる。サウンドはエアー感がありつつも輪郭のはっきりしたこりっとしている。グラントグリーンの使用ギターはエピフォン・カジノと基…
アメリカのグラインドコアバンドAnal Cuntのアルバム。とりあえず一曲聴いてほしい。聴けばすぐわかります。最高です。あほですね。ベリーショートでベリーハードコアなアナルカント。ナパームデスのような雰囲気ではなくもっと偏差値低い感じ。自分は俄然こ…
Radioheadの5枚目のアルバム。脱ロック感全開のKID Aの次の作品。基本的にはKID Aと同じ路線。Radioheadのアルバムの中で一番仄暗いアルバムだと思う。自分は一番好きかな。他の作品と比べて派手な楽曲はないのだけど一番落ち着いていて味があるのではない…
カオティックハードコアの代表的なバンド。バキバキにカオティックハードコア。dillinger escape planよりトレブリーで硬派なハードコア。複雑なフレーズや技術を前面に押し出してくる感じではなく、荒々しくとげとげしくぐしゃぐしゃしている。ローファイ…
元ナンバーガール、現ZAZEN BOYSのフロントマン向井秀徳とMETAFIVEのLEO今井のユニットkimonosのファーストアルバム。全体を通して向井秀徳のカラーが非常に強い。ZAZEN BOYS4以降のZAZEN BOYS、特に「すとーりーず」とかなり近いイメージ。ふざけているよ…
アンビエントの巨匠と言われているウィリアム・バシンスキーの作品。まず音色が最高です。ローファイなピアノ、深い海のようなシンセ、どれをとっても素晴らしい。ずっと聴いてられます。アンビエントであれば他の作品も割とそうですが基本的にずっと同じ雰…
ASA-CHANG&巡礼の名曲「花」が収録されたep。全曲不気味な美しさを孕んでいる。表題曲は町田康原作の映画「けものがれ、俺らの猿と」のエンディング曲になっております。きれぎれの日本語、それに合わせたタブラ、繰り返されるストリングス。言葉選びが非常…
日本のアンビエント/ノイズアーティストTia Rungrayのアルバム。ダークで尖ったポストクラシカル、とも表現できるのではないでしょうか。美しい旋律にビットクラシャーを使ったと思われるノイズ。最高です。全体を通してダークでエモーショナルな雰囲気があ…
佐倉色さんのエッセイ漫画。全1巻。業界の闇をポップに綴った作品。かわいい絵柄とポップな雰囲気であるが内容はがっつりドキュメンタリーな感じ。漫画業界に存在する不条理と世の中に存在する善意を両方しっかり描いていて最終的に希望を与えてくれる作品…
宮崎夏次系さんの恋愛もの。全1巻。短編が多いイメージでしたが、最近ちょいちょいそんなに長くない長編(といっても1巻とか)をかいている気がします。かわいい力の抜けた絵とシュールかつグッとくる感じがとても好きな漫画家さんです。数少ない新刊が出たら…
ビル・エヴァンスのトリオ編成音源。ジャズはギターが主役のものばかり聴いてきましたがピアノトリオもいいですね。このアルバムは明るく楽しげな雰囲気があります。しっとりしたものもありますが基本的に音楽を楽しんでいるような気がします。ベースの音が…
日本のオルタナティブロックバンドSuiseiNoboAzのアルバム。今わたしが一番ライブを見たい日本のバンドかもしれません。一緒にライブをしたいバンドなら一番と言ってしまってもいいかもです。SuiseiNoboAzを語る上で外せないのはファズ の音。ゆらゆら帝国が…
ニューヨークのジャズギタリスト、ラーゲ・ルンドのトリオ編成ライブ音源。柔らかくも輪郭のある音が心地よいです。ジャズギタリストについてあまり詳しくないのでわかりませんが、ジム・ホール系統の心地よくも一癖ある洒落たギターだな、と感じました。と…
Nirvanaの最後のアルバム。定期的に聴きたくなる音源。個人的にNirvanaの作品の中で一番キャッチーで一番激しいアルバムだと思う。声が本当に生々しく響いてくる。ライブ盤の方が荒々しさがあるけど、生々しさというか、滲み出る何かはこのアルバムの方がで…
パワーアンビエントユニットKTLのファーストアルバム。かなりダークな仕上がりになっております。 ドローン×ギターを使ったノイズがメインになつております。フィードバック大好きっ子にはたまらないでしょう。でもうるさい系のノイズよりミニマル系のトリッ…
東京のオルタナバンドbronbabaの作品。 鋭いギター、荒々しい音質、尖ったボーカルなどバッキバキのオルタナ感がある音源。しかし、それだけではなくどこかオシャレな洗練された美しい空気が同居している。ギターのコード感でしょうか?勢いだけのバンドと…
ミニマル・ミュージックで有名な現代音楽家スティーブ・ライヒの作品。 ぺっぺっぺっぺっ、んぺんぺんぺんぺ、って感じでウラで入ってきたりするフレーズなど聞いていると演奏している人すごいなー、となる。 ずっと同じフレーズなのですが、それが展開して…
仄暗い雰囲気のエレクトロ。音色、楽曲、ともにダークです。これまで紹介してきたエレクトロとは違い、こちらはしっかりエレクトロという感じです。以前聴いた「Luxury Problems」の方が聴いた時に、これはいいな、という印象が強かったですが、雰囲気とし…
つくみず先生の初連載?作品。全6巻。 ゆるふわなディストピアもの、と見せかけて、しっかり重みのある内容。最近ありがちな鬱展開おしまくったり過激な描写に走ったりというのではなく、さりげなく、なおかつ、根源的な問いやそれに関する考えが散りばめら…
日本の2ピースロックバンド。金属的なギター、印象的なリフ、二重録音した気だるいボーカル、しっかりオルタナ感のあるバンドです。若干のサイケ感もあります。オルタナ感が強いのですがogre you assholeのような雰囲気もあります。リフが強いですね。歌詞…