2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧
日本のギタリストichikaのep盤。ギター一本とは思えないタッピングを駆使した技術がすごい。チェンバロのような細くキラキラした音色が特徴的。メロディも綺麗だしこれはすごいなと感心する。ギター一本というところがすごいし生演奏ではおそらくものすごい…
現役音大生アーティスト長谷川白紙さんのep。これは久しぶりに最近の邦楽で、ほあー、すごいなあ、となりました。ポップなメロディとジャズ、エレクトロニカ、現代音楽が上手く混じり合ったアレンジ、浮遊感のある歌声、癖がすごいのに万人受けしそうな感じ…
日本のアンビエントアーティストhegira moyaのep盤。アンビエントにあまり馴染みがない人でも素晴らしいと思えるような素敵な作品。ビートはなくふわふわとしたシンセサイザーの音が中心。メロディもキャッチーで非常に入りやすい。尖った音色もなく心地よく…
スリランカ上座仏教長老の一般民衆向けの講演のような本。死後の話、というより仏教の話。テーマも死後に限られてはいない。これがかなりわかりやすい。なおかつ内容もしっかりしている。 一番重要なポイントとしては、無常を悟り、輪廻転生は苦しみに満ちて…
月刊雑誌、現代農業の自然農法に関する記事を集めてカテゴライズしたもの。自然農法のメソッドなどが体系的にまとめられているようなものではなく、実例を、無施肥、無農薬、草生、不耕起、自家採種の五つのパートに分けて紹介する。自然農法の入り口として…
サン・テグジュペリの星の王子さまの内容を扱った3Dアニメ映画。子供も楽しめるアニメ作品という感じもありつつ内容はわかりやすくもなかなか深みがある。なかなかというかテーマが深い。生きること、死ぬこと、人生の問題についてシンプルに、そして、がっ…
ニューヨークのジャズギタリストLage Lundの新しいアルバム。最先端のジャズ、といった印象。Lage Lundらしい甘いトーンと過剰ではない効果的に使われるエフェクト、実に素晴らしい。ピアノとギターのバランスもすごくいい。ギターの良さとピアノの良さがぶ…
哲学者、中島義道さんの対話形式の本。これほどまでに「自分の死」について迫った本があるでしょうか。自分が子供の頃から抱いてきた、どうせ死んでしまうのに生きるのは虚しい、という大問題に目を背けることなく向き合っている。また、自分だけでなく人間…
ネオクラシックのアーティストOlafur Arnaldsの音源。Olafur Arnaldsの音源の中でも一番エモーショナルな音源と言えるのではないでしょうか?他の作品よりドラマチックな展開となっています。アンビエントとして評価するなら他の作品の方が落ち着いて聴ける…
約3時間のインド映画。素晴らしいヒューマンドラマ。盛り沢山。歌と踊りもフルで何曲も入っている。さすがインド映画という感じ。しかし、この映画の本当に好きなところは、やはり内容。わかりやすく社会問題や人生の問題に触れているのだけどそれがいやらし…
日本のアンビエントアーティストTia Rungrayの音源。環境音とピアノが美しく混じる1曲目、グリッジノイズのように美しいピアノが切り刻まれている2曲目、灰色の光のない朝靄のようなダークアンビエントの3曲目、全てが非常に美しい。そこにはわかりやすく具…
日本一ソフトウェアのアクションゲーム。絵本のような作品。かわいくてちょっと切ないお話。絵もキャラクターもかわいい。背景がすごくきれい。世界設定がいい感じ。森の雰囲気がメイドインアビスと近い。謎解き要素とアクション要素がある。難易度は低めな…
押切蓮介さんのホラー漫画。完全版は全1巻。厚い一冊。非常に激アツかつ個性的な作品。割と真っ当なジャパニーズホラー、かと思いきや、それに打ち勝つババアという衝撃展開。こうかくとギャグ感があると勘違いするかもしれないが全然そんなことはなくババア…
日本のハードコアバンドMuscohの1st EP。初めてライブを見たときからずっと音源がほしいと思っていたのですが遂にリリース!そして入手できました!レコ発まで出演させてもらえて嬉しい限りです!個人的にむちゃくちゃ大好きなバンドなので今後とも追ってい…
歌人、穂村弘さんのエッセイ集。穂村さんの気取らない雰囲気とひねりの効いた言葉が混じり合い独特の穂村弘色を出している。日常の美しさをなんとなく思い出させてくれる。かっこわるいことのかっこよさをはっきり感じさせてくれる、なんというか日本のパン…
押切蓮介さんの作品。全2巻。田舎に引っ越してきた主人公がイジメを受け家族を焼き殺され、そして、復讐していくという物語。描写が全体的に美しい。雪景色と絶望がうまくマッチングしてすごく美しい作品になっている。主人公が青い炎のように美しく儚く描か…