kazki//okadaの備忘録

kazki//okadaの個人的な見解やレビューなどを垂れ流します。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「しあわせになるから、なろうよ」JYOCHO

CD

日本のアーティストJYOCHOの音源。アコースティックな響きから始まる一曲目。しっとり系かな?と思いきや、いつも通りのゴリゴリにテクニカルな演奏と透き通った歌とアンサンブル。平常運転という印象。相変わらずいいメロディとものすごい演奏技術。期待を…

「シメジシミュレーション」つくみず

全5巻。ものすごい名作。つくみず先生の少女終末旅行の次の作品。 少女終末旅行が大名作(一番好きな作品といっても過言ではない)だったので、期待せずゆるーい気持ちで読み始めた。 序盤の方は、少し不思議な雰囲気の世界の日常を描いた作品という印象。会話…

「BUDDA MACHINE」Arabz

CD

日本のオルタナティブロックバンド、Arabzのコンセプトアルバム。2020年代、日本のロック音楽の名盤間違いなしの一枚です。こんなにガツンと好みにどストライクなのは久しぶりです。ああ、こういう新しいよさがあったんだ!という斬新な発見とは違う、わぁ、…

「Night and Wanderer」chou chou

CD

日本のエレクトロニカアーティストchou chouのアルバム。落ち着いて夜に聴けるいい音源。トラックの音の選び方も心地いいし、メロディもいい。綺麗な夜の風景が浮かぶようなアルバム。声も癖が強すぎずな綺麗な声で心地よい。リリィシュシュの静かな曲をスタ…

「神のちから」さくらももこ

ちびまる子ちゃんで有名なさくらももこさんの作品。アイディアの原石のような短編集。荒削り感がつよいがそれがいい味を出している。コジコジとつげ義春の短編集を混ぜたような雰囲気。ある程度、時代を超えて面白いと思えるものは多少ネジが外れたような雰…

「劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ」湯山邦彦

劇場版ポケットモンスターの8作目。誕生日に童心に帰りたい気持ちになり何か見ようと思った時、大人にもおすすめのポケモン映画を見ながら夕食を食べるというのをやったときに見た作品。シンプルなストーリーながらポケモン映画の中でも好きな雰囲気の作品だ…

「シュタイナー入門」西平直

思想家ルドルフ・シュタイナーの思想に関する入門書。内容で著者も書いているように入門書の入門書という感じの内容。シュタイナーの思想の基礎を学ぶというよりは、入り口を知る感じ。どのような人か、どのような動きをしていたか、どのように捉えられてい…

「Benji」ブランドン・キャンプ

一匹の野良犬の物語の映画。主人公の犬がめちゃくちゃかわいい。そして、演技が凄すぎてどうやって撮影したのか気になる。ものすごく頭がよくて、しかも、人間の求める演技をしてくれる犬なのか、ものすごい工夫があるのか、CGなどの最新技術を駆使している…

「SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD」エドガー・ライト

カナダの漫画原作の映画。監督はショーンオブザデッドやホットファズで有名なエドガー・ライト。日本のアニメ会社、Science SARUがアニメ化したアニメシリーズがめちゃくちゃよかったのでこちらも気になったところ監督がエドガー・ライトだったのでみてみた…

「Most Peculiar」Lage Lund

CD

ジャズギタリストLage Lundの新しい音源。前作がめちゃくちゃよかったので今回もすごく楽しみだった。方向性は基本的には変わらず、相変わらずすごくいい。アタックの質感が少し柔らかくなった気もする。うしろでエレキギターが薄くなってる曲があるのだけど…

「A Daze In A Haze 」DYGL

CD

日本のロックバンドDYGLの音源。HELL型のモタ狼に紹介してもらってかちくんと知り合えたのがきっかけ。各パートの絡み合い、メロディセンスがすごく洋楽っぽい。日本のバンドが英語で歌いました、というのは違い、細かいファクターはわからないのだけど洋楽…

「NOPROBLEMISM」HELL型

CD

沖縄の"テロイドミュージック"パンクバンドHELL型の新しい(聴いていた頃はリリース直後だった)音源。これまでの爆発的な勢いが魅力の中心にあった形からさらに進化して独自性がより強くなった一枚。これまでもめちゃくちゃかっこよかったけど更に進化を感じ…

「サニーサイドへようこそ」笹川真生

CD

日本のアーティスト笹川真生さんの音源。キーボードのある一般的バンド編成なのだがサウンド、アレンジ、曲、どれもよい。声が一般的には主な武器として捉えられているのかもという風にも感じる。男性ながら広い音域と可愛げのある声、とても魅力的だと思い…

「Berlin Baritone」Kurt Rosenwinkel

CD

ニューヨークのジャズギタリスト、カート・ローゼンウィンケルの音源。本作はバリトンギターを使ったソロギター作品。太く甘いギターのみの音源なので非常に落ち着いた気分で聴ける。ドラムとベースがないとアタックが強い音が少なくなるのでとても柔らかく…

「Pearl River」Jakob bro

CD

デンマークのジャズギタリストJakob Broの音源。割と初期の方のアルバムではあるが、アンビエント感の強い包み込むようなギターや音の運び方などしっかりJakob Broの雰囲気が完成されている。聴いていたのが随分前のこともあり他のアルバムと比べてどうであ…

「Lemon Songs」Gateballers

CD

日本のロックバンドGateballersの1stアルバム。オルタナ寄りのサウンドも魅力的だけど本作の魅力はメロディにあると個人的には感じている。ジャパニーズオルタナバンドが好きな人には馴染みのあるアレンジと素敵なメロディ、暖かみのある声、グッとくるもの…

「Mudarashi」 Rory in early 20s

CD

ロリコアといわれるジャンルのアニメの音声を使ったブレイクコアの作品。YouTubeか何かでアニメMADでスピードコア作ってみたみたいな動画があって、それみてかっこいいかもと思い、いろいろ探してたら見つかった音源。ブレイクコアもサンプリングした何かも…

「Montage of Heck」kurt cobain

CD

グランジロックバンドNirvanaのギターボーカル、カートコバーンのソロ音源集というかdemo音源集というかそんな感じの音源。荒削りでトリートメントされていないダイヤの原石のような音源集。弾き語りのスタイルだったりエレキギターを使っていたり、サウンド…

「古風III」冥丁

CD

日本のエレクトロニカのアーティスト冥丁さんのアルバム。日本の雰囲気を強く打ち出したアーティストである冥丁さんですが本作は古風シリーズの三作目。前二作品の雰囲気をしっかり引き継いでいる。内容はやはり日本の雰囲気を纏ったエレクトロニカ。前作と…