kazki//okadaの備忘録

kazki//okadaの個人的な見解やレビューなどを垂れ流します。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「Doolittle」Pixies

CD

多くのアーティストに影響を与えたピクシーズの初期のアルバム。 ぺらぺらだけど尖ったサウンド、キャッチーな楽曲、Vo.ブラック・フランシスの異様かつポップな歌声とシャウト。初期オルタナといえばピクシーズなのではないでしょうか?このドリトルは特に…

「Theory of Machines」ben frost

CD

エレクトロ・ノイズの鬼才、とネットで書かれておりましたベン・フロストのアルバム。エレクトロ・ノイズ、なのかな?ノイズよりもかなりキャッチーです。旋律がありますので。エレクトロニカ。ジャンル分けすればそうなるのかもしれませんが、もっとアナロ…

「Calculating Infinity」 The Dillinger Escape Plan

CD

アメリカのカオティックハードコア バンドThe Dillinger Escape Planのアルバム。 まず、上手すぎる!!複雑なリズムと複雑なフレーズ!それでも、そのこと以上に勢いを感じる!リズムに乗りたいなら、おすすめしないけど、テンション上がりまくりです。こ…

「Preverbal」Matthew Stevens

CD

ニューヨークのジャズギタリスト、マシュー・スティーブンスの音源。音使いがとてもかっこいいギタリストです。ジャンルとしてはジャズに分類されておりますが、ジャズかなぁ、という印象でした。いや、ジャズなのですが。 一曲目を聴いているときは、トータ…

「花とアリス殺人事件」道満晴明

岩井俊二原作のコミカライズ作品。 道満晴明先生はクセが強いかわいい感じの絵でクセが強いかわいい感じの話を描くという印象をもってました。ポップなグロが多いです。「ぱらいぞ」という作品の下ネタがくそ下らなくて素晴らしい。長編の「ヴォイニッチホ…

「森のすみか」ナツノムジナ

CD

沖縄出身のナツノムジナ1stアルバム。 彼らをはじめて見たのは彼らが高校生の時だった。その時からセンスはずば抜けていた。高校生とは思えない楽曲クオリティの高さ、演奏の安定感だった。上京して満を持しての1stアルバム。本当に隙がない。演奏も楽曲も…

「Alone Together」 Jim Hall&Ron Carter Duo

CD

ジム・ホールとロン・カーターのデュオ作品。ギターとウッドベースのデュオライブ音源です。ニューヨークのジャズギタリストといえばジム・ホール。この方がボス的存在らしいです。巧みな音使い、あたたかい音色、安心感のあるテクニック、実に素晴らしい。…

「ゆうやみ特攻隊」押切蓮介

押切蓮介さんの長編ホラーバトル(?)漫画。全13巻。 なかなかエグい表現が多いのですが少年漫画のような胸が熱くなる作品です。 一巻の後半まではオバケバトルギャグ漫画です。別の作品かな、というぐらい空気が違います。一巻の終わりぐらいからシリアスな…

「3×3×3」ゆらゆら帝国

CD

日本のサイケロックバンドゆらゆら帝国の1stアルバムです。 日本のロックバンドの中でも一番と言っていいくらいギターソロの音が好きです。SGにエグいファズ。ビリビリ感、倍音、豊かなサステイン、フィードバック、たまらないです。サウンドの傾向は違いま…

「Black One」 Sunn O)))

CD

米国シアトルのドローン・デュームユニットSunn O)))の5枚目くらいのアルバム。名盤です。くわぁ。 Sunn O)))について詳しく紹介したいところですがこのブログの趣旨からズレるのでやめます。一言で言うと、癒し系激歪重低音(中二病)という感じでしょうか?…

「re:member」 Ólafur Arnalds

CD

オーラヴル・アルナルズの4枚目のアルバム。アイスランドのポスト・クラシカルのアーティスト。これまで何枚か聴いて漠然とオーガニックでアンニュイな印象を持っていました。ヨーロッパかどっかの田舎にある古い家の静かで暗い部屋、みたいな。本作は、エ…

rocket/devi ever

devi everのファズ、rocketです。マニアックかつ実用的なファズをたくさん作っているdevi everから出ている2in1なファズです。ビッグマフ系のsoda meiserと国産ヴィンテージジリジリ系のアッパーオクターブなvintage fuzz masterが一つになり、発振(?)するc…

「BACKGROUND MUSIC」 Give Up The Ghost

CD

ど直球のハードコア! 余計な要素なし!! 11曲23分!!いえす!!! Background MusicGive Up the Ghostロック¥1500

「血まみれのアンヌ」マゾンナ

CD

日本のノイズ 。叫び→飴ちゃんの缶に仕込んだコンタクトマイク→アンプみたいな感じのセッティングだと思われる。ハウリング、フィードバック、シャウト、音の洪水。展開が速く、勢いがあるのでノイズはあんまり、という人にもおすすめです。ハードコアな空…

「Reflections」 Kurt Rosenwinkel Standards Trio

CD

こちらはニューヨークのジャズギタリスト、カートローゼンウィンケルの音源。ギター、ウッドベース、ドラムのトリオ編成。最近の人なのですが、このアルバムは、コンテンポラリージャズとかではなくスタンダードなジャズ。変わったエフェクトなどもなく、変…

「space music」 nurse with wound

CD

nurse with woundの1曲55分のアルバム。広くて神秘的な音が続くアンビエント、と思いきや時折、激しく爆発的な音がなる。そうなるとアンビエントよりノイズと言いたくなる。ほとんどなっていないはずのノイズの存在感が強いです。しかし、中盤以降はそれもほ…

「Endless Summer」 Fennesz

CD

ジャケットの印象と同じく美しい旋律。ジャンルでいうとアンビエント、エレクトロニカ、とか、そんな感じになるのでしょうか?素敵な音源なのですが、なんとなくうるさい印象もあります。高域がつよい?音が細かいから?いいな、とも思いましたが、なぜだろ…

「Tomorrow's Modern Boxes」Thom Yorke

CD

Radioheadのフロントマン、トム・ヨークのソロアルバム。うたもののエレクトロニカ。レディオヘッドとは違った雰囲気がある。The King of Limbsと少し近いかも。振り幅は狭く絞った作品。悪く言えば、ずっと同じような曲が続く。よく言えば、しっかり統一感…

「flux」 ben monder

CD

ニューヨークのジャズギタリストben monderの1stアルバム。ギター、ウッドベース、ドラムのトリオ編成。コンテンポラリージャズになるのかな?自分はジャズの印象が変わりました。ben monder はギターに詳しくない人が聴いても気付くかもしれないくらい色が…

「0」 青葉市子

CD

青葉市子さんのメジャー1枚目のアルバム。弾き語りやってる方には、ぜひ聴いてみてもらいたいアルバム。このアルバムに限らず青葉市子さんはすごい弾き語りアーティストだと思います。バッキング、ソロ的なもの、リフ的なもの、ギターのダイナミクス、素晴…

「Suspension」Oren Ambarchi

CD

浮遊感のあるのに重みがある音。全体的にずっとそんな感じ。本当に心地よい音が続く。アルバムを通して尖った音や耳障りな音が全く無いので、寝る時に聴くのにもすごくいい。曲毎の雰囲気の違いなどはあまり無い、と感じます、個人的に。それがまたいい方向…

はじめに

はじめまして。岡田と申します。 極東ピーコックというバンドでギターとボーカルを担当しております。 kazki//okadaという名前で一人でも音楽をつくっております。 このブログでは、2018年10月9日以降、読んだもの、聴いたもの、観たもの、その他諸々の印象…