kazki//okadaの備忘録

kazki//okadaの個人的な見解やレビューなどを垂れ流します。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「宇宙猫」猫わずらい

CD

YouTubeで猫の声にエコーをかけた動画で話題になった猫わずらいさんの音源。声の主の猫、チョコさんがとてもかわいい。ポップなインスト、と言いたいところだが、ボーカルとして猫の声が入っている。ギターが音源の中心にあり場を支配している。音色は少々ラ…

「Squint」Julian Lage

CD

ニューヨーク系のジャズギタリストJulian Lageの新譜。ギター、ベース、ドラムがしっかり聴こえるシンプルな音源。しっかりジャズではあるが割とロックっぽいテイストが感じられる。ギタープレイや音色かもしれない。明るさ、陽の感じがロックっぽさを感じさ…

「Crumbling」空中泥棒

CD

韓国の宅録アーティスト空中泥棒の音源。浮遊系の歌ものエレクトロという感じ。非常に素晴らしい。うたはとても美しい、言語は自分には聴き取れなかった。歌も楽器のように機能している印象。楽器に縛られず、すごくいいものを作っていて素晴らしいと思う。…

「汽車が田舎を通るそのとき」高田渡

CD

フォークシンガー高田渡さんの音源。ラジオっぽいやりとりも入った音源。いい曲がたくさん収録されているシンプルなフォークソングの音源。音楽的なひねりはあまり感じられないが強い存在意義を感じる。メッセージとしての音楽。言葉を伝えるフォーマットと…

「BLAME!」瀬下寛之

漫画原作の3Dアニメ映画。ディストピア系のSF作品。設定や内容は王道のディストピアSF。機械に主導権を奪われた人類がなんとか生き延びようと奮闘する物語。特に珍しい設定、内容ではないけど、このような作品を見るたびアナログ的なものの重要性を感じさせ…

「ペリリュー」武田一義

全11巻。太平洋戦争ペリリュー島の戦いについて描いた作品。絵柄はとてもかわいいが内容はしっかりとした戦争漫画。ギャップがあるからより凄まじさが出てるのか、この絵柄だから何とか読めるのか。登場人物がよく死ぬ作品は近年多くあるけどキャラクターの…

「Pass The Distance」Simon Finn

CD

アシッドフォークの名盤として紹介されていた音源。Apple Musicのジャンルだとオルタナティブフォークになっているがそんな感じ。基本的にフォークの質感なのだけどオルタナっぽい雰囲気が支配している。アコースティックギター中心ではあるけど弾き語りでは…

「NEW GAME」得能正太郎

全13巻。発売当時に家人がジャケ買いしたのがきっかけで知った作品。 表紙を見て絵はかわいいけど中身スカスカの萌え作品なんだろうなと思っていた。しかし全然違った。全然違うというのもまた違うかもしれない。魔法少女まどかマギカのように実は陰鬱な作品…

「Harmony in Ultraviolet」Tim Hecker

CD

アンビエントアーティストTim Heckerさんの音源。エレキギターのかっこいい部分ががっつり活かされている作品。アンビエントに馴染みがない人でもポストロックやオルタナっぽさがあり入りやすいかも。音がとにかくかっこいい。浮遊感よりもかっこよさが前に…