kazki//okadaの備忘録

kazki//okadaの個人的な見解やレビューなどを垂れ流します。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「実験」田中慎弥

田中慎弥さんの短編小説が3つ入った作品。小説を読むのはかなり久しぶりだったけどすごくよかった。 実験 メタ的な目線で人生を楽しむこともいいなと。内容で直接そういうことを描いているわけじゃないけどそう思った。日常の明るいけど暗い昼間の描写がす…

「できれば愛を」坂本慎太郎

CD

ex.ゆらゆら帝国の坂本慎太郎さんの新譜。ゆらゆら帝国後期からの流れを継いだ作品。ゆらゆら帝国解散後、坂本慎太郎さんの音源を聴いて大人っぽすぎて少し好みと違うなと感じていたけど近頃はやっぱりいいな、順当な進化だ、となる。ベースやリズム楽器の配…

「MASH」SALON MUSIC

CD

日本のシューゲイザーバンドSALON MUSICの音源。シューゲイザーと書いてみたけどもっと音楽性の幅は広いと思う。女性ボーカルの日本のマイブラみたいな感じもある。爽やかで少し懐かしい感じ。明るい日差しの中で聴くのすごくいい。音も幅広くていい。フレー…

「The End of Radio」Shellac

CD

アメリカのオルタナロックバンドShellacのアルバム。スタジオセッションの音源なのでしょうか、ライブ音源のようなテイストだけど音の分離がよくクリアに聴こえる。アルミネックのギャリギャリした音色とやぶれかぶれなボーカルが最高。割とストイックな楽曲…

「HENOSIS」joep beving

CD

ネオクラシカルのアーティスト、ユップ・ベヴィンのアルバム。すごくいい。アップライトピアノを中心に据え、様々な楽器を使ってわかりやすく素敵な楽曲をつむいでいる。メロディもキャッチーで音色もいい。あまりうまく言葉が出ないけど癒されたい時に聴く…

「 はじめての自然農で野菜づくり」川口由一

以前、こちらのブログで紹介した川口由一さん監修の「自然農」という本とほぼ同じ内容。以前紹介したものは完全版とついてるだけあって、こちらの本より詳しく自然農や川口さんについて知ることができる内容となっている。種まき期の一覧表がそちらにあった…

「堆肥の作り方・使い方」後藤逸男

堆肥の基本的な知識についての本。家庭菜園向けの堆肥についての本。堆肥の基本的な知識がのっている。終盤に緑肥の基本的な知識についても載っている。家庭菜園向けのメソッドはのってるけど農業のしてやるには規模感が少し違うかも。参考にはなります。 以…

「野菜の生育診断&回復ワザ」『やさい畑』菜園クラブ

図や写真などを用いて非常にわかりやすく野菜の状態異常とその対処法について教えてくれる本。とてもわかりやすいし、経験と照らし合わせてなるほどと思うことも多かった。回復ワザに関しては薬や肥料を使うことが前提なので自分のやり方とはマッチングしま…

「Facebookでお客様をどんどん増やす本」小谷川拳次

図書館で貸し出していたので読んでみた本。当たり前を思い出させてくれるのといいアイディアをくれるという点で読んでよかったと思った。 読んだだけで革新的な変化を起こすというよりは、基本的に当たり前のことが書いてあってそれを再確認させてくれるとい…

「机上と落日」kaetsu takahashi

CD

日本のギタリストkaetsu takahashiさんの音源。音がとにかくかっこいい。ギターとは思えない音なのだけどギターのもつ有機的な部分がすごく強く感じられる音。ギターを感じさせない音色であると同時にギターが得意とする人間が発していることを意識させられ…