ジム・ホールとロン・カーターのデュオ作品。ギターとウッドベースのデュオライブ音源です。ニューヨークのジャズギタリストといえばジム・ホール。この方がボス的存在らしいです。巧みな音使い、あたたかい音色、安心感のあるテクニック、実に素晴らしい。以前、紹介しましたベン・モンダーやカート・ローゼンウィンケルもこの方の流れをくんだギタリスト、らしい、、、。よく知らないのですが。私が一番はじめに興味を持ったジャズギタリストかもです。彼を知ることができたおかげでベン・モンダーやカート・ローゼンウィンケルを知り、ジャズに興味を持つことができました。ありがてぇ。ロン・カーターのベースも素晴らしい。デュオだからかベースもしっかりソロをとります。ドラムがないからかギター、特にベースのフレーズがしっかり聴こえる。あと、リズム楽器がないとゆったり聴ける。リズム楽器が入るとどうしても、なんと言ったらいいか、良くも悪くも力がついてしまう、というか、ノリがうまれてしまうというか、あと良くも悪くもうるさくなる気がする。頭に入ってくる、なんだか支配力が強いんです、個人的には。このライブ音源はそれがないのでふわーっと聴けます。いえす。たまたま入った雑音がなんだかお洒落に響いてます。ひゃー。
