エクスペリメンタル、アンビエントのギタリストLoren Connorsの音源。
ギターのインストアルバム。相変わらず音もメロディもいい。このアルバムは握力というか有機的な力が音から感じられる。懐かしい暗さがあるメロディと輪郭があるのに滲みを感じる不思議な音。日本の琴や三味線に通ずる何かもある気がするけど音の運びのせいだろうか?しっかり歪んだ音色も素晴らしい。
初めて聴いたアルバムでこれは素晴らしい!となったけど本作もやはり素晴らしい。まだ2枚しか聴いてないけどLoren Connorsの音に通る筋のようなものを感じる。
引き続きいろいろ聴きたいギタリスト。身体に染み込ませて、自分も暗い和室のような音を出せるようになりたい。聴くだけでなく弾きこまなきゃそうはならないけど。