ツレがうつになりまして。の続編。鬱からの回復期、よくなってからの模様、ツレがうつになりまして執筆時を描いたコミックエッセイ。前作より主観から距離があり情報漫画の側面も強くなっている。純粋にツレ氏の回復が嬉しい。そしてやはり回復した身として共感できることが多い。このように言葉にしてもらえると自分の中でも形にしやすくなるから有難い。体験を言葉にするのは大切なことかもしれない。うつ体験や辛い体験は不幸自慢とか愚痴とか捉えられがちかもしれないけど、同じ苦しみを持つ人には光になりうるのでどんどん発信した方がいいと思う。
- 作者: 細川貂々
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/04/01
- メディア: 文庫
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