日本のハードコアバンドBBQ CHICKENSの5枚目。4枚目以上にメタル感。ズンズンいってて半音のうごきがあって。日本語の曲もあったりして面白い。なんだかんだハードコアは英語のこと多い気がする。激情ハードコアは日本語だけど、あれはもはや別ジャンルですからね。そうではなく、まんまトラディショナルなハードコアに日本語のせてるのが面白い。トータルでの印象は4枚目と大きくは変わらず。20分という短さがまた素晴らしい。自分が好きなエクスペリメンタルの音源なんかは一曲20分くらいあったりするけど、どちらも素晴らしいですね。重めにズンズンハードコア聴きたい人はBBQ CHICKENS聴くなら4,5枚目がいいかも!
「Crossover And Over」BBQ CHICKENS
日本のハードコアパンクバンドBBQ CHICKENSの4枚目のアルバム。この辺からメタル感がでてくる。よりヘビーによりドンシャリに。フレーズもパンクよりだったハードコアからメタルよりになっていく。とはいえ、謎に雰囲気はまったく変わらないところが面白い!自分がハードコア好きになるきっかけはやっぱここだなー、なんてしんみり。音色もメタル感出てきてるけど、割と昔の音色より好きだったりする。ブリッジミュートがすごく気持ちいい。
「City Baby's Revenge」G.B.H
80年代のハードコアバンドG.B.Hのアルバム。すこし懐かしい感じのある音色とどストレートなハードコア。今っぽいキシャーってやつよりはだいぶパンクよりのやつです。ハードコアの源流に近いところにある音源だと思います!ぜひぜひ!
「ホームタウン」ASIAN KUNG-FU GENERATION
アジアンカンフージェネレーションの割と新しいアルバム。森見登美彦原作、湯浅政明監督のアニメーション映画「夜は短し歩けよ乙女」の主題歌が収録されている。全体がすごく安定している。フレーズ、音色、うたに至るまで安定している。初期と大きく違うのはやはり歌かなと思われる。低く、太く、安定した。楽曲も安定していい曲が並んでいる。ただ悪い言い方をすれば飛び抜けて印象に残る曲はないといえるかも。フレーズに関しても、かっちりはまってるのだけど意外性には欠ける。この感じが聴きたいなーという気分の時、この曲は今聴きたくないな、という曲がないのはとても素敵。良くも悪くも安定していいアルバムです!
「Concierto」Jim Hall
ニューヨークのジャズギタリスト、ジム・ホールのアルバム。トリオものを聴くことが多いけど、これはピアノもいるしホーンもいる。自分がニューヨークのジャズが好きになるきっかけになった音源。ジムホールの丸みのあるサウンド、ここから入りました。ギタープレイも最高。個人的なことですが、ジムホールからカートローゼンウィンケルやベンモンダーにつながったなーとしみじみできる名盤です。ギターのことばかり語ってしまいましたが、本当にバランスの良い素敵な音源です。ジャズギターのトリオ編成のものよりメロディがわかりやすいし、わかりやすくおしゃれだなーとなります。それは悪い意味ではなく、おしゃれな感じの音楽ききたいなーというとき間違いない、そういう良さです!トリオ編成はギターを堪能できるしオリジナリティはすごく出るけど、曲のメロディはアレンジがっつりされてるから元曲掴みづらく多少わかりづらいかも。といってもやはり自分はトリオ編成が好きですが。話ずれましたがスタンダードなジャズ聴きたい方に超おすすめの一枚です!
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「多品目少量栽培で成功できる!!」中村敏樹
多品目少量栽培農業の指南書的書物。狭い農地で多品目少量栽培でやっていくためのアイディアが詰まった本。割と具体的な内容にも触れている。栽培に関して細かく書いてあるわけではなく、原理的なところや土地の使い方、基本的な姿勢について書いてある。販路についても、マルシェや直売所のメリットデメリットなどあげていて親切。6次産業、多品目少量と最近の流れを汲んだいい書物でした。自分の作る野菜の美味しい食べ方を知ろう、流行ってもその品目を作り過ぎず多品目少量の姿勢は崩さずに、など、当たり前のことだけど、経営などに必死になりすぎたときそういう大事なことって忘れてしまいそう。
多品目少量栽培で成功できる!! 小さな農業の稼ぎ方: 栽培技術と販売テクニック
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