kazki//okadaの備忘録

kazki//okadaの個人的な見解やレビューなどを垂れ流します。

「それは、鳴り響く世界から現実的な音を『歌』おうとする思考。 」te'

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日本のインストポストロックバンドte'の2ndアルバム。ギター二本にベースとドラムという編成。楽曲も音の組み方もシンプルでバンドサウンドの良さをまっすぐ味わえる。歌がないから余計にギターの音やベースの音、ドラムのビートを味わえる。シンプルな編成もその原因のひとつかも。あー、バンドの音っていいなと思想的な部分抜きで楽に楽しめます。タイトルからはメッセージがあるな、と伝わってくる感じですが、毎回タイトルを読まない限り楽曲からそのメッセージを感じ取ることは自分には不可能でした。「言葉を用いて奏でる者は才能に在らず、ただの記憶に『過』ぎぬ。」というタイトルの曲などがありますが、解釈の余地があるのでなんとも言えませんが表面的に見るとあまり好きじゃないし、かっこいいとは思えませんね。あくまでも個人的な好みですが。楽曲が聴いてていいなと感じたので自分としてはタイトルがノイズだなと感じてしまいました。あくまでも個人的な感想です。とはいえ、その点を除けば、あーバンドサウンドっていいなと純粋に思える素敵な音源です。