ベースとドラムのドゥームメタルユニットBell Witchの音源。1曲1時間半くらいという音源。ギターにしては音が太すぎるけどベースにしては上に音域広いなぁ、もしかしてBass Ⅵとかかな？と思っていたら6弦ベースを使用してるらしいので、おそらくそんな類の機材を使っていると思われる。たまたまほしいなと思っていろいろみていた時期だったので気がついた。メロディがしっかりとした存在感で奏でられているのが素晴らしい。メロディ自体が骨組みを作っている感じ。楽曲はすごくゆっくり。ドゥームメタル、という感じ。たまに地の底から聴こえるような声が入る。グロウルというのかな？ぐごぉぉ、みたいな。楽器が多くないのでSunn O)))などに比べて重さや厚みは控えめかもしれないけど、ドラマもあるしフレーズもキャッチーだし聴きやすい。一曲長すぎるけど。じわーと同じようなフレーズが続くのが心地いい。激しいパートとクリーンなアンビエントっぽいパートがゆっくりと入れ替わりながら続く。ちょっとお経っぽい歌の部分、すごくいい。がっつり中二病という感じではありますが、こういう音源好きだなというのは全然否定できない。すごくいい。うるさいのにうるさくない。ほんとここちよい。からだに染み込んでくる感じが癒される。振動の波が合う感じ。虚栄心や自己顕示欲が消えてきて、こういうの好きなんだなと自覚してきたかも。全然スタイリッシュでもないし革新的でもないけど単純にいいなと思う。
