知って以来、追っている漫画家永田カビさんの新作。新作といっても何ヶ月か前の作品ですが。年齢ってあんま関係ないけど同い年と知ると、自分も頑張ろう、という気持ちになれる。いや、永田カビさんの場合、なんだかそういう気持ちになれる。状況や環境が似てるわけでもないけど、なんかそんな感じ。同い年とかも関係ないかもしれない。永田カビさんは応援したくなる漫画家。今までの作品同様、可愛い絵柄と蛍光マーカーのような色使いがすごくいい。今回もエッセイもの。短編のストーリーものもよかったのだけど、やはりエッセイもいい。個人的にエッセイ漫画が好きというのもあるけど。永田カビさんのちゃんと掘り下げて考える姿勢がすごくいいし見習いたいと思った。今回の作品は今までの作品よりリアルタイム感がある。物語としてのまとまりは以前の方があるかもしれないけど今作はカビさんの思考にフォーカスしてることが多い気がして、それもいいなと思う。今やってるこの作品の次の連載のグルメものの面白い。絵もやっぱ好き。自分で音源のジャケットをつくる、という自分ルールがなければ、ダメ元でジャケットお願いしたいと思うくらいいいなと思う。
