kazki//okadaの備忘録

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「永遠平和のために」カント

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ドイツの哲学者カントの著作。これをもとに国際連合が作られたというもの。人間は自然状態においては邪悪で戦争をするものだからルールによって矯正すべき、で、そのルールについての著作。非常に理知的で説得力のある文章であったが個人的にあまり興味が持てなかった。やはり社会より個人に興味の中心がある。邪悪であることを認めた上で、その性質を利用しましょう、という考え方はすごく好き。

永遠平和のために (岩波文庫)

永遠平和のために (岩波文庫)