バーチャルシンガー花譜の3枚目のアルバム。数年前、コロナにかかった時に見てた現代アートの番組でナレーションをやっていて、いい声だなと思い聴いてみたのが知ったきっかけ。
1stアルバムの声とメロディがなかなか好みで2nd、3rdと聴いている。
2ndはあまり1stと変化を感じらことができず、メロディも1stのほうが好きだったので印象に強くは残らなかった。
しかし3rdは基本的な部分は変わっていないけど歌い方がいい意味で変わったなと感じた。なんかエモ感というか、そっちに舵をきったかな?という感じ。ブレスも以前より強い。一種のおどろおどろしさのようなものもある。メッセージ性というかそんな感じの。それがとてもいい。楽曲の多様性もあり、一つ一つもかなりいい感じ。全体的にかなり力を感じる。トータルであまり明るくないのもすごくいい。
割とポップなのもいいし、浮遊感のあるやつはさらにいい。そして終盤の訴えかけるような重めの楽曲はさらにいい。
あとはメロディの力を改めて感じさせてくれる。アレンジも良いのだけど、訴えかけるのに適したメロディがあるんだなと改めて感じさせてくれる。
映画大好きポンポさんという映画の主題歌もよかった。映画も好みだったけど曲もいいなと思った。花譜の楽曲は遅くて重めの曲が好きだけど、こういうのもいいなと思った。
トータルで結構よかった。近頃、うたものを聴くことが以前より少なくなってきてる気がするけど、メロディのしっかりある歌もいいなも改めて思えた。
https://music.apple.com/jp/album/%E7%8B%82%E6%83%B3/1674704364