kazki//okadaの備忘録

kazki//okadaの個人的な見解やレビューなどを垂れ流します。

映画

「博士と彼女のセオリー」ジェームス・マシュー

天才物理学者スティーブン・ホーキング氏の伝記的な映画。ホーキング氏自身というよりホーキング氏と周囲の人々の人生を描いている。特に元妻。ホーキング氏の残した知識や理論、それがいかにして生まれたか、ホーキング氏の思想的背景などに興味があるとい…

「騒やかな演奏」NUMBERGIRL

NUMBERGIRLの映像作品。ライブ映像でありライブ映像ではない映像作品。映像作品を作るためのライブを映像に収めた作品。そのため、ライブ映像でありながら、高音質、アングルの良さ、映像としてのかっこよさがしっかりしている。なおかつライブ感はちゃんと…

「パーティで女の子に話しかけるには」ジョン・キャメロン・ミッチェル

SF短編小説を映画化した作品。パンクロックと宇宙人。こうかくと完全にコメディじゃないか!となるが、コメディではない。音楽もいい感じの作品。やっぱパンクってすげぇ好き。質感とか向いてる方向が好き。楽観的じゃないし、悲観的でもない。前を向いてい…

「ジュマンジ」ジョー・ジョンストン

金曜ロードショーなどで頻繁に放映されていたパニック(?)映画。ただひたすらに懐かしい。内容は一昔前のハリウッドのパニック映画っぽい感じ。一昔前のハリウッドのパニック映画見たことないけど。いい映画なのかもしれないけど懐かしさが勝ってまっすぐに…

「catch me if you can」スティーブン・スピルバーグ

スティーブン・スピルバーグ監督の元天才詐欺師の実話を元に作られた映画。ハリウッド映画的なすっきりしたエンターテイメントに仕上がっている。コメディ要素もありヒューマンドラマ感もあり非常にバランスよく出来ている。人生を賭けた者同士の奇妙な友情…

「ゴジラ対ビオランテ」大森一樹

1989年公開のゴジラ作品。ゴジラ作品の中でも子供向け娯楽映画としての側面が少ない作品。遺伝子組み換えの倫理問題、国際問題、災害対応問題などテーマがわかりやすい。序盤怪獣が全然出ないあたりシン・ゴジラと共通点がある。怪獣同士の戦闘はあまりなく…

「シン・ゴジラ」庵野秀明

エヴァンゲリオンの監督として有名な庵野秀明さん監督の実写映画。大人向けのゴジラ。ゴジラそのものより政府の災害対応や災害に関わる人間を中心に描いている。おもしろかった。放射性物質の海洋投棄、形式主義、災害対応、いろいろ気になることが描かれて…

「NUMBER GIRL」向井秀徳

NUMBER GIRLの向井秀徳さん監督のNUMBER GIRL初期のライブから解散までの記録ドキュメンタリー。ドキュメンタリーというかライブ映像とオフショット映像で歴史を振り返る映像作品。実に面白い。レコーディング風景などもしっかり収められており当時のバンド…

「ハングマンズ・ノット」阪元裕吾

本作監督が学生時代に撮った作品。バイオレンス、サイコパス、ヤンキーな感じ。血糊の薄さ、画質の雰囲気、音量のばらつき、自主制作だなーと感じさせる要素は多い。それと同時に、あえてなのか?さすがにどうにかなったのではないか?せめて音量の調整はで…

「SUPER SIZE ME」モーガン・スパーロック

1ヶ月マクドナルドのスーパーサイズを食べ続ける実験のドキュメンタリー。ファーストフードの闇を世間に明かした作品。偏りはあるし、極端な実験でもあるが、人々が考えるきっかけとしてすごく大きな役割を担った作品だと思う。ファーストフードの怖さ以上に…

「秘密」大友啓史

久しぶりにドラマっぽい邦画を鑑賞。近未来ミステリみたいな感じなのかな?俳優さんがイケメンばかりで男同士の友情や顔の高さもあり、腐女子受け感を感じてしまいました。内容の話ではありませんが。いや、そういう部分は内容にも影響すると思います。芸術…

「デストラクション・ベイビーズ」真利子哲也

割と最近の邦画。インディーズな邦画の空気感があっていいなと思った。音楽はナンバーガールの向井秀徳氏が担当。やっぱギターの音がむちゃくちゃいい。これぞ向井秀徳という音。エンディングもエレキギター弾き語りなのですが音も唄もとてもいい。内容はま…

「天気の子」新海誠

新海誠監督の最新作。新海誠作品はこれまで何本かみたのですが、そこまで琴線に触れる作品はなかったのですがこれはとても好きでした。背景や街の描写の美しさは相変わらず。現代SF感も相変わらず。ポエム感はいつもより控えめ。そこもまたよかった。いつも…

「海獣の子供」渡辺歩

五十嵐大介原作の漫画をアニメ映画化した作品。原作未読。サウンドが素晴らしかった。クジラやイルカの声の感じや海の中の音など素晴らしかった。劇場で見たのもあるかな。内容も人間イコール宇宙という雰囲気があり非常によかった。原作も読んでみたい。と…

「花とアリス殺人事件」岩井俊二

岩井俊二監督の実写トレースしたようなアニメーション作品。手法自体はあまり好きではないけど単純に楽しめた。若さ、青春、友情、女子同士の戯れ、なんとなくセンチメンタルないい気分になれます。夜の駐車場の描写などよかったです。平泉成の声がおもしろ…

「ゴッホ 最期の手紙」ドロタ・コビエラ/ヒュー・ウェルチマン

画家ゴッホの死を描いた映画。主人公が周囲の人間からゴッホの死の真相を追うという内容。サスペンスものともいわれるがヒューマンドラマの要素が強い気がする。ゴッホの人生や絡み合う人間の関係。社会。孤独。表現方法として、最初に撮影し、その映像にも…

「扉の向こう」是枝裕和

ロックバンド、エレファントカシマシのアルバム「扉」のレコーディングとエレファントカシマシ宮本浩次を追ったドキュメンタリーフィルム。レコーディングの現場や宮本浩次さんに迫るいいドキュメンタリーです。やっぱりむちゃくちゃかっこいいな、と思いま…

「back to the future」ロバート・ゼメキス

言わずと知れた名作ハリウッド映画。何回も見てるけどやっぱ好きですね。子供の頃からずっと見てるのでフィルターなしで見られない作品です。終盤のジョニー・B・グッドのライブ、もしかしたら、バンド演奏をかっこいいと感じた一番最初の映像かもしれない。…

「world's end」エドガー・ライト

エドガー・ライトのSFコメディ、なのかな?あらすじはネットで調べてください。主人公がパブ巡りに縋る姿に涙が出てくる。最終的にハッピーエンドなのか?となる感じもいい。取り戻せない失われた青春を取り戻そうと無駄な努力、努力かどうかわからないが、…

「グレムリン2」ジョー・ダンテ

グレムリンの続編。メジャー映画でありながら、風刺、実験的手法など遊びが多く含まれる作品。内容重視の前作よりも自由な雰囲気。作品としてのまとまりよりやりたいことやってみた感じ。相変わらずギズモかわいい。頭いいグレムリンが渋くて素敵。廉価】2…

「ゴールデンタイム」稲葉卓也

短編アニメーション。まさに日本のアートアニメーションという感じ。古びた雰囲気や切ない空気がたまらない。手法にもこだわり素晴らしい出来になっている。セリフがないことでさらに深みを増している。特定の言語を使用しないことにより多くの人に伝わりや…

「OSEANS」ジャック・ペラン

フランスのドキュメンタリー映画。映像が本当にきれい。きれいなので若干の胡散臭さがあるがやはりきれい。現実との乖離は若干感じる。ちょっと演出過剰な感じもする。でもきれいだからいいなーと思う。撮影された生き物たちもかわいかったりおもしろかった…

「inception」Christopher Nolan

夢を題材にした近未来SF。視覚効果も面白く、話の筋もなかなか面白い。少々ギミックが多いなという印象もあるが、ハリウッド的な面白さもある。映画自体みるのが久しぶりなのもあるのでうまく表現できないが楽しめた。割と万人ウケする作品なのでは?と思い…