2019-01-01から1年間の記事一覧
GIBSONのフルアコes-330の2018モデル。通常のes-330と違いピックアップがリアフロント共にハムバッカーになっている。そのためサウンドはより丸み甘みがありジャズをやるのに適していると思われる。p-90の方が輪郭が立つ感じ。歪ませるとハムの良さがある。…
Sunn O)))のスティーヴン・オマリーがやっているダークアンビエントユニットKTLの3枚目の音源。相変わらずサウンドがむちゃくちゃかっこいい。今回は割と動きがあるので寝る時に聴くには向かないけど能動的に聴きたくなる仕上がり。アンビエントの音源は通り…
ウチヤマユージさんの作品。全1巻。誘拐犯と被害者の話。ありがちな設定ですが読んでいていいなと思いました。義賊の話、割と好きです。あとおまけっぽい感じでついていたショートストーリーもよかった。元ヤクザの僧侶とその僧侶が即身仏になるのを手伝う妻…
日本のオルタナティブロックバンド、サーティーンの音源。あついのに爽やか、という独特の雰囲気。ナンバーガールやブッチャーズのようなあつさがあるのに、夏の終わりのような爽やかさがある。ナツノムジナの持つ爽やかさに近いのだけど、もっと秋に近い夏…
浄土真宗の開祖、親鸞の思想を弟子である唯円が著した書「歎異抄」の解説書。原文も載っているのでありがたい。 この本を読み、これまで抱いていた浄土真宗の印象が変わった。これまでは、どんな人でも救ってもらえる、それに対して感謝の念仏を唱える宗派、…
微霊感体質の著者の体験を描いたコミックエッセイ。全1巻。幽霊らしき幽霊が出て来ず霊現象とも言い切れない怪奇体験が描かれている。リアリティ。霊に対する姿勢も庶民的でリアル。霊がいるかいないかはわからないけれども実際に現象としてこの様なことがあ…
吃音症に苦しむ女子高生が主人公の青春漫画。全1巻。人間が殻を突き破る感じがすごくいい。苦しみにリアリティがあっていいです。カタルシスもあり読後感の良い作品です。最後主人公が叫ぶシーンが個人的に好き。志乃ちゃんは自分の名前が言えない作者: 押見…
数年前メンバーからもらった西島大介さんの作品。全1巻。ポップでデフォルメされた絵柄、お洒落な内容、日常のもつささやかな美しさ、素敵な作品。エイフェックス・ツイン、庵野秀明、X、3つのストーリーが微妙に重なりながら展開する。90年代を懐かしむ雰…
ノルウェーのアンビエントアーティストBiosphereの音源。これは名盤!ダークアンビエント寄りの雰囲気ですが非常に聴きやすい。聴きやすいし深みを感じる。サウンドもかっこいい。寝る時にも聴けるし、集中して聴いても飽きない。テクノっぽいサウンドの雰囲…
夫婦でやっているカントリーっぽいテイストのユニット、ハンバートハンバートのアルバム。素敵なメロディとコーラスワーク。久しぶりに言葉がしっかり入ってくる良作。自分を通り過ぎていく歌詞がほとんどという中、久しぶりに言葉がしっかり伝わってきた。…
安野モヨコさんのエッセイコミック。全1巻。漫画家安野モヨコさんとアニメ監督庵野秀明さん夫婦のオタク生活を描いた作品。自分の好きなことに真摯に向き合うことの素晴らしさを学びました。あと単純に出かけるの楽しそうだなと思いました。見栄を張らず好き…
福島第一原子力発電所での労働の模様を描いたドキュメンタリー漫画。全3巻。福島第一原発でのドキュメンタリーというとドラマチックで過酷なイメージを抱きがちだが本作はどちらかというと日常をフラットに描いている。何かを暴こうとか闇を照らそうとか、そ…
日本の男女混合ユニットハンバートハンバートの音源。ルーツにカントリーがあるのかな。バイオリンやアコギ、有機的な音色で統一されている。メロディもカントリー調。柔らかな男女の歌声がすごくいい。コーラスワークも素晴らしい。シンプルで優しい、それ…
ドゥームメタルバンドSleepの音源。割とトラディショナルなドゥームメタルという印象。音が心地よい。うるさいけどうるさくない。ゆっくりなのもいいね。アンビエントとの親和性が高いなと思いました。歌がないところ、特に好きです。ドゥーム系の音源、個人…
日本の激情ハードコアバンドalt of societyの音源。エモーショナルなメロディと熱い歌声。他の激情ハードコアバンドと比べてもメロディの力が強く、歌の良さが前に出ている。叫びも歌も熱く迫ってくる。叫んでいても言葉がちゃんとこちらに届いてくる。これ…
日本のオルタナティブロックバンドLuminous Orangeの音源。浮遊感がありつつオルタナ感の強い女性ボーカル。演奏やアレンジもシューゲイザー、オルタナ感が強い。ジャパニーズオルタナなマイブラみたいな感じ。ちょっとピクシーズ感も。ギターが印象的かつ効…
St.Vincentの音源。雑に表現すると、ギターが上手くて音色も面白いビョーク、みたいな感じ。曲も歌もすごくいいけど、ギター弾く人間としては音の素晴らしさに気を奪われる。シンセのような、なおかつギターの持つ有機的な側面がしっかり出ている、個性が立…
金曜ロードショーなどで頻繁に放映されていたパニック(?)映画。ただひたすらに懐かしい。内容は一昔前のハリウッドのパニック映画っぽい感じ。一昔前のハリウッドのパニック映画見たことないけど。いい映画なのかもしれないけど懐かしさが勝ってまっすぐに…
Thursdayの音源。エモとカテゴライズされるのかな。envyとスプリットだしている。メロディが暗めできれい。そこらへん日本の激情ハードコアと近い部分あるかもです。4曲目がすごく好き。この曲こそ日本の激情ハードコアとかなり近い雰囲気です。この曲入り口…
阿部共実さんの日常系の漫画。全1巻。阿部共実さんの作品の中で一番ピースフルな日常系。高校生のダラダラ部活もの。部活らしいことは何もしない。そもそもオカルト生命文芸部というよくわからない部活。基本的には日常会話で構成されている。キャラクターが…
草生栽培、不耕起栽培、低投与型有機栽培をバランスよく使った"ぐうたら農法"についての本。ぐうたら農法とあるが、農薬や化学肥料に頼った現代の農業より圧倒的に手間暇がかかる。これは楽をするための農法ではなく、自然と共生し安心安全な美味しい野菜を…
Oren Ambarchiの音源。割と振り幅がありバリエーションが楽しめる音源。4曲しか入ってないけど。4曲とはいえ1曲ずつが長いので1時間近くあります。最初のアルバムと同じような重さと丸さがある音の楽曲やうるさくないけど激しさもあるグリッチノイズっぽい楽…
Radioheadのライブ盤。KID A、amnesiacの時期のライブ音源を集めたもの。ライブとスタジオ音源がどちらも違ってどちらも違う良さがあるのがRadiohead。ライブだと緻密さが少し崩れ荒々しいオルタナ感が強くなります。この音源もまた聴く価値のある素敵なライ…
スティーブン・スピルバーグ監督の元天才詐欺師の実話を元に作られた映画。ハリウッド映画的なすっきりしたエンターテイメントに仕上がっている。コメディ要素もありヒューマンドラマ感もあり非常にバランスよく出来ている。人生を賭けた者同士の奇妙な友情…
シガーロスの新しい音源。アンビエントのプロジェクト、だったかな?新たに始動したそんな感じのプロジェクトの作品、だったと思う。曖昧ですみません。最近配信される作品はアンビエント色が強いもの、というかアンビエントが多かったなと思ってましたが、…
まんしゅうきつこさんのブログや連載をまとめた作品。笑えるノンフィクション。まんしゅうさんの人生の雑な感じがありながらも攻めた姿勢と面白がる姿勢がうかがえる。辛いことを面白がる雰囲気が滲んでいる。このような姿勢見習うべきだと思いました。軽く…
小学校以来にゲーム機購入。他のゲームほとんど触ってないので役に立たないレビューです。小学生の時に大流行したスマッシュブラザーズの最終形態といっていい内容。吹っ飛ばされてステージから落ちたら負けという斬新な格闘ゲーム。体力制にもできるけど。…
沖縄のオルタナティブ3ピースバンド385の音源。ベース、キーボード、ドラムの3人編成。バッキバキのスラップベースにへなへな声と喉が擦り切れそうなほどのシャウト、コミカルなコーラスのちょっとギターっぽいキーボード、自由度がありつつもしっかり土台を…
for beginnersシリーズと題された西田幾多郎の思想の概説書。大まかに西田幾多郎の思想がまとめられている。のだが!難解!西田幾多郎の思想が難解であるがゆえ解説すらよく理解できない、少なくとも私の頭脳では!ダメ学生ながらも大学大学院において西田幾…
フリージャズの名盤。まさにフリージャズ、という感じ。ホーン類が主な雰囲気を作っている。集中して聴くより何かしている時流すのが好きです。他のフリージャズをそんなに聴いたことないのでなんとも言えないのですが標準的なフリージャズ、という印象です…