2020-01-01から1年間の記事一覧
日本のアンビエントアーティスト冥丁さんのアルバム。タイトル通りの雰囲気の音源。雨、夜など連想させる質感。湿気が多く蒸している日本の質感。古い言葉で語られる怪談も使われている。アンビエントアーティストと紹介したけれど本音源はエレクトロニカと…
古屋兎丸さんの短編集。いろいろなタイプのSFがあって面白い。いわゆる中二病のような空気が漂っていて心地よく読める。少し昭和のホラー漫画のような感じもある。絵柄含め。こういう方向に研ぎ澄ましていく作品、見習いたいと思います。媚びたり小洒落たり…
一応ホラー映画かと思われる斬新な作品。B級ホラーを意識したのか、チープなCG、間の抜けた演出、コントのような登場人物、出演女優三人だけ本人役でドキュメンタリー風のカメラなど、いろいろツッコミどころ満載。ツッコミ不在なので観ていて全力でツッコミ…
押切蓮介さんの短編集。90年代の昔の作品から書き下ろしまで収録されている。ギャグホラー漫画。勢いがやばいいい作品が収録されている。初期の作品はシュールな伊藤潤二のような作品。伊藤潤二さん自体シュールですが。シリアスもギャグもエッセイもみんな…
人気アニメシリーズ、エヴァンゲリオンのリメイク劇場アニメの第二部。一作目、序と違いストーリーも大きく変わっている。使徒はまたバージョンアップ。新キャラの女の子も登場し展開もTVシリーズと別のルートに。新キャラのマリの必要性は今のところ感じな…
栽培学についての本。 目先の経済、自然の複雑さを無視した自然科学、表面的な便利さ、そのようなものにとらわれて、より忙しくより貧しくなっている農家にこそ読んでもらいたい著作。 植物本来のあり方、自分の求める金に踊らされない豊かさをしっかり考え…
信長の忍びの著者、重野なおきさんのスピンオフ的な作品。全1巻。本能寺の変で織田信長を討った明智光秀の青年期から信長に仕えるまでを描いた作品。史実に基づいたストーリー。かわいい絵柄でギャグテイストが強い4コマ形式。そのかわいさ、ポップさが余計…
全4巻。ディストピア系のSF作品。いわゆるセカイ系にカテゴライズされる作品だと思う。近未来要素が少ない田舎の舞台設定で、ぼくらの、とかに近い世界観。キャラクターや絵柄もかわいいので入りやすい。内容は進むにつれて割とがっつりSF。戦争要素、人間ド…
TVアニメシリーズで大ヒットしたエヴァンゲリオンのリメイク作品。使徒(でかいばけものみたいなやつ)のデザインなど多少の変更はあるものの内容はほぼ同じだと思われる。TVシリーズの頭から立方体の使徒を殲滅するヤシマ作戦のところまでを一本の映画にして…
緑肥の基本について書かれた本。緑肥の基本的な知識、具体的な種類毎の使い方、播種期やすきこみ方、具体的な実践例などが書いてある。基本の部分を理解した上で、実際に使う時にリファレンス的に使うのがよい。緑肥を使いこなす―上手な選び方・使い方作者:…
きれいなギターアンビエントの音源。美しいコードと浮遊感のある音色。これぞギターアンビエントという音源。とても美しいし心地よい音源なのだけど少し独自性に欠ける部分もある。と、個人的に感じた。疲れた時にとてもいいと思う。ギターアンビエント聴き…
全2巻。タイトルに魅力を感じ購入。フリーターの女性の日常の悩みを描いた作品。自分がうつ病だった時を思い出すくらい悩みの描写がリアル。陰惨さだけを追い求めたグロ作品とは一線を画した描写。素晴らしい。グッとくる。中盤から終盤にかけて、何か解決し…
弾き語りアーティスト青葉市子さんのアルバム「0」の曲目のライブアルバム。ライブ盤とは思えない歌とギター演奏のクオリティ。すげぇな、となる。音質もよくライブの空気感とクリアさがちゃんと同居している。弾き語りのライブ音源としては理想的なのではな…
押切蓮介さんのホラーギャグ短編集。押切さんのおばけギャグが炸裂している。実にしょーもない最高の作品。くだらなくてクスッと笑える。気合の入った押切蓮介作品最高に好きですが押切さんのこういう作品も好きだなと改めて思う。シュールなセンスがキレキ…
シンガーソングライター田中雅紀さんのファーストアルバム。ストレートな楽曲であるが、その圧倒的なクオリティが強い個性となっている。トータルの迫力、声の歪み方、ピッチの安定感、メロディの良さ、言葉選びのかっこよさ、演奏技術、どれをとっても一級…
最もリラックスでにる音源と言われているアンビエントミュージック。イギリスかどこかで行われた音楽によるリラックス効果を測る実験で使われたらしい。すごくいいアンビエントの音源。しかし、最もリラックスできるという記事は微妙。他のアンビエントミュ…
日本一ソフトウェアのホラーゲーム夜廻とその続編深夜廻が入った2in1のゲームソフト。かわいいキャラクターデザインと陰鬱なストーリー、ノスタルジックな夜の街がたまらない素敵なゲームです。 夜廻の方から。 かなりやりごたえのあるゲームです。あまりゲ…
暦に学ぶ野菜づくりの知恵 畑仕事の十二カ月作者:豊和, 久保田発売日: 2008/12/01メディア: 単行本 農事暦に合わせて畑の一年の流れを紹介する著作。大規模工業農業ではない形の自然に沿った農業の一年が季節の知らせとともに紹介されている。暦や花、生き物…
日本のロックバンドくるりの音源。くるりはいい曲かくなぁと改めて思わせられる。アレンジも多彩でポップスとして素晴らしい出来になっている。個人的にはすごくいい曲ばかりでとてもよかったのだけど印象が今まで聴いた音源の中で一番薄かったかも。と、書…
日本のオルタナティブロックバンドArabzのアルバム。Arabzは本当にアツい。本当にアツいバンドだ。カテゴライズするならnumbergirlやSuiseinoboazのようなジャパニーズオルタナになるだろう。他のありがちなジャパニーズオルタナと一線を画す点はアツさと濃…
日本のオルタナティブロックバンドMuscle Soulの新譜。他にこんなバンドいるだろうかというくらい作り込まれた音源。楽曲、サウンド、アレンジ、全てがものすごいクオリティ。Radioheadの流れを汲むバンドですがRadioheadに劣らぬ素晴らしさ。音源リリースを…
漫画の編集者に苦しめられる漫画家を描いたギャグ漫画。恐ろしい編集インコさんがむちゃくちゃやる作品。むちゃくちゃといっても割と本当にありそうなむちゃくちゃさなのが恐ろしい。実際こういう人がいるのかもしれません。作者さんはもしかしたらこういう…
施肥の基本を教えてくれる著作。施肥についての基本的な考え方から作物ごとの具体的な施肥方法まで載っている。施肥に困ったらこれを読むとよい。 以下、メモ。 ↓↓↓ 1.育て方について 葉の良し悪し 見分け方の図が載っている。 窒素過多は軟弱徒長を引き起こ…
panpanya先生の短編集。これもこれまで紹介した作品同様素晴らしい。相対性理論なつげ義春。前も同じことを書いたが作品毎の特色は大きくないので、一つ好きだったら全部好きだと思う。その逆も言えるけど。私は全部好き。どの作品も素敵なので、どれからお…
自然農法家、福岡正信さんの無シリーズ3巻。この巻は福岡正信さんの自然農法について一番具体的に書かれている。 果樹園の作り方、野菜の輪作について、米麦不耕起連続栽培についてなど。作物ごとの細かい栽培法などが載っているわけではないが自然農園の始…
インダストリアルロックバンドNine Inch Nailsの新譜。コロナ自粛を受けて、インストアルバムシリーズghostsの5,6作品目を無料リリースした。ghostsシリーズを聴くのは最新のこれが初めてですが、めちゃくちゃ良くて驚きました!これは大名盤!Nine Inch Nai…
日本のオルタナバンドDOSTRIKEのファーストep。非常に素晴らしいジャパニーズオルタナ。北海道出身ではないけどfoulやblood thirsty butchersなどの北海道のバンドのようなアツいカッコよさ。キレと重さが共存したギター、バッキバキのベース、タイトなドラ…
panpanya先生の短編集。すごく好き。作品毎違いが大きくあるわけではないが安定してどれも凄くいい。どの話が好きかでどの作品が好きか変わると思うがバランスよくどれもいいのでどれもおすすめ。つげ義春の漫画でどれがいいか、というのに近いかも。個人的…
SFアニメーション映画。ディストピアもののなかでネットの評判が高かったので観てみた。個人的な好みのディストピアものとは違う路線のディストピアものでした。文明が滅びた後の世界を描くディストピアものの作品が個人的に好きなのですが、こちらは高度文…
日本のオルタナロックバンドnumber girlの2ndアルバム。金属的な鋭角ロックサウンドと日本的な湿度をもった向井秀徳さんの声がさらに研ぎ澄まされた2ndアルバム。和風ピクシーズといった印象が強い1stアルバムから音色的な特徴は残しつつも大きく変化し、音…